山本山本佳宏 yanmo.jp

2012年10月のエントリー 一覧

『泣ける is クリエイティブ?』 (2006年3月号掲載)

 

涙くんサヨナラ2006

 

可燃ゴミ「どうして!どうして一緒にいられないの?!」

不燃ゴミ「理由は聞かないでくれ」

可燃「私の...私のコト、嫌いになったんでしょ!」

不燃「ちがう!それはちが...」

可燃「じゃあどうしてSAYONARAなんて言うの?」

不燃「だから理由は聞かないでくれって言っただろ!」

可燃「どうして...」

不燃「すまん、大声だして。ただ、これだけは分かってほしい。俺は今でもお前のことを、心から愛してる」

可燃「(泣)」

不燃「SAYONARA。元気でな」

 

うわああああああああああん!お互い好き同士なのに、どうして別れなきゃいけないのよおおおおうあわああああああ、あスーパーに買い物行かなきゃ。

おらー!!何で泣く!何で泣きたい!偉いか!そんな偉いか泣くのが!そんな楽しいか!なんだよ最近!どいつもこいつも「泣けるもの」ばっかり!大体『泣ける』ってなんだ!『I can 泣く』か!『感極まって自然と涙が出る』ことだろうが!泣くんならおのずから泣け!気軽なオナニー感覚で泣いてんじゃねー!

...そんな主張を常日頃からしておる中、先日リリー・フランキーさんの『東京タワー オカンと僕と、時々、オトン』をyonda。グッと来た。いい本だった。でも泣かなかった。内容の如何は問わず、俺は他人の作品や他人の体験談で泣くことが一切合財イッサイガッサイワッショイワッショイソレソレー!それくらいの勢いで全くないのでいつもの通り泣かなかった。ただそれだけ。

俺よりも少し前に、リリーさんの本を読み終えた仕事仲間が俺の元にやってきた。

 

「読んだ?」

「読んだ」

「どの辺で泣いた?」

「どの辺でも泣かなかった」

「え?おかんが笹塚に引っ越してきてからあとは、俺泣きっぱなし」

「確かに。たまんないよなアレは。感動する」

「泣けたでしょ?」

「だから泣いてないよ。」

「...お前、人間じゃねーよ。人間じゃない。人間じゃない......(フェードアウト)」

何で?感動したって言ったでしょ。どうして泣くことを強要するの。ねえ。♪こなーーーーーー兵頭ゆきーーーーねえ。

そんな怒りに任せて乱暴にサジェストしてみる。『何でもかんでも泣かないほうがクリエイティブじゃねーか?』

思わず涙する感動作は、この世に数多く存在する。けど『作品を見て泣く』のと、『泣くために作品を見る』のとでは大違いなんだと。目玉焼きと目玉くらい違うんだと。河童巻きと河童くらい違うんだと。その違いを見分けることをもってクリエイティブとしてみないか。


メルマガ『二十一世紀の未読』 2012.10.30


あたし今、これiPhoneで書いてるの。

 

そういえば、iPhoneからのメールのフッターにデフォルトで、iPhoneから送信、って書いてるの、あれマヌケですよな。今さらiPhoneごときでご自慢ですか?みたいな。

 

何卒宜しくお願い申し上げます。

iPhoneから送信

 

くっさ。iPhone威張りたいなら設定ぐらいいじれるようになってからにしてもらえますか。iPhoneから送信

 

 

普段、文章は当然机に向かってパソコンのキーボードを叩くわけなんですが、腰に矢を受けてしまってな。iPhoneから送信

 


『モテたい is クリエイティブ』 (2006年2月号掲載)

 

俺もモテたいよ。渋谷のスクランブル交差点で、すれ違う女の子全員に「好き」って言われたいよ。「あんた、アタシが見えてるよね」とは言われたくないよ。「好き」って言われたい。モテたい。それのどこが悪いんだとバック転しながら開き直ろうとしたら世間のほうが開き直ってましたねすっかり。

もう「モテブーム」と呼ばれて何年たったでしょうか。『モテメイク』『モテ服』『モテ髪』『モテ顔』『モテ耳』『モテ鼓膜』『モテ三半規管』、とにかく何をするにも『モテ』が基準。まったく恥ずかしげもなくモテたいモテたいって、恥を知ればいいと思いますわアタクシ!そんなPTAのオバハンの声が届くはずもない。だって人間ってモテたいじゃん。第一次欲求ですよ。三大本能の1つですよ性欲。PTAのオバハンを体育教師とのダブル不倫へと突き動かす衝動も、これ性欲ですよ昼間のラブホテルの駐車場のゴムカーテンベローン!車のナンバー隠しのベニヤ板バコーン!あのナンバー隠し板を置く仕事を生業にしたら面白いかと思ったがあまりにもニッチすぎる!

さて。人間という動物が持つ『モテたい』という衝動は、非常に根源的。モテるためなら何でもやる。このパワーこそ、人間にとって真のクリエイティブを発揮している場所じゃないだろうか無意識に。男がモテたいってのはそれこそ何万年も変わんないのかも知んないけど、最近は女性誌のほうがやたらとモテモテ喧しい。そんな今、『モテの追求』の追求こそ、全てのクリエイティブティにつながるはず。そう願ってやみません。WE ARE ALL ONE。誰もが孤独(誤訳)。


『世界一 vs 日本一』 (2005年12月号掲載)

 

「ナンバーワンにならなくてもいい オンリーワンになれだぁ? ふざけるな オンリーワンていうのはその分野のエキスパート ナンバーワンのことだろうが」

講談社刊!三田紀房著!『ドラゴン桜』より!

111位!1位を目指さなくて何を目指す?人間は生まれた瞬間、いや生まれる前からテッペン目指す!

精子には3種類あるって聞いたことあるか?

 

ブ:  どうもー。「ブロッカー精子」でーす。

キ:  「キラー精子」でーす。

エ:  「エッグゲッター精子」でーす。

3人揃って...

3:  ............

(*ヒソヒソヒソヒソ...)

ブ:  ぼくら、トリオ名って決めてたっけ?

キ:  決めたような気もするけど...忘れちゃったね。

エ:  忘れちゃったって!何で舞台に立ってからそんな話してるんだよ!

ブ:  ...キミはいいよね、エッグゲッターだし。

キ:  ぼくらは、一生エッグをゲットすることはないんだもの。

エ:  ちょっと!何で今スネる必要があるんだよ!お前らは、俺が卵子に到達できるように仕事してればいいんだよ!

&キ:  ......

 

ブロッカー精子 ⇒膣内に留まり、他者の精子の侵入を阻止する精子。生殖能力はない。

キラー精子 ⇒膣内に留まり、他者の精子を攻撃する精子。生殖能力はない。

エッグゲッター精子 ⇒ブロッカー精子、キラー精子に助けられ、卵子を目指す精子。生殖能力を持つ。

 

生まれる前から生存競争は始まる。エッグゲッター精子でさえ、何億個という同僚の中から卵子に到達第1位を目指してひたすら前に泳ぎ続ける。そうやって生まれた俺たちが、ナンバーワンを目指して生きないでどうするんだ!これは文字通り初期衝動だ!つまりロックだ!1位を目指せ!そうすればロックになれる!

 


メルマガ『二十一世紀の未読』 2012.10.23


スピリチュアル自体を否定するつもりはこれっぽちもないのです。

僕だって幻想や霊魂やファンタジーや神や仏や妖怪や精霊や星回りや神話や伝説や、

精神世界や神秘主義やオカルトや、そんな話はどちらかと言わないでも大好きなほうです。

 

スピリチュアルを口にする人たちが気持ち悪いせいです。

僕が嫌いなのは、彼らです。スピリチュアルではない。

スピリチュアルは現実逃避や根拠のない自己肯定やペテンや金儲けのために存在しているわけじゃないって、

誰もが知っているはずなのに。

 

とか、ろくに定義もしないでスピリチュアルスピリチュアル言うてますけど、まあ大体分かりますよね。日本人っぽいですか。

あの人たちがしゃべってるようなことです。

『水瓶座 is クリエイティブ』 (2006年1月号掲載)

 

アフタヌーン・神シアター

 

シーン1 オリンポスの酒宴

 

*大いに飲み騒ぐ神々の間を歩きながら、酒をついで回るヘベ)

 

ヘベ:  失礼いたしま?す。

A:  おー気が利くなーねーちゃん!

ヘベ:  あらイヤだわ。「ヘべ」っていうちゃんとした名前があるのに。イジワル!(つねる)

A:  イテテテテ...悪い悪い!ワハハハハ!

ヘべ:  ウフフフフ...

 

(*さらに酒をつぎに回るヘベ)

 

ヘベ:  あら、こちらの方、あんまりお酒がすすんでらっしゃらないじゃないですか?。

B:  いやいや、楽しんでますよ?!

ヘベ:  じゃあ神様、ここは思い切ってニューボトル入れ...ウワーーッ(スッテーン!)

 

(*へべ、派手にすっ転び、酒をぶちまける)

 

B:  あっぶねーなーお前!しかも、神聖な神の酒をこぼしやがって!

A:  あっ!見てみろこいつ!パンツはいてねーぞ!

B:  ヘベてめー!ノーパンかよ!神の宴をどこまでバカにすりゃ気が済むんだ!

 

ナレーション:  恥ずかしさと恐ろしさのあまり、下半身丸出しのまま、起き上がることができなかったヘベ。彼女の運命やいかに...(続く)

 

 

水瓶座簡易チャート

 

問題1. 水瓶座はクリエイティブだと思う。  1YES 2NO

YESと答えた方。問題2.へお進みください。

NOと答えた方。ちょっとこっち来い。あのね。常識です常識。そんなの聞いたことないから知らないとか胸を張るなんて許しませんよ。これは義務教育です。意味なんか後でいいから丸暗記しましょう。水瓶座はクリエイティブ水瓶座はクリエイティブ水瓶座はクリエイティブ座はクリエイ座水

 

問題2. 水瓶座生まれの基本的な性格を知っている。  1YES 2NO

YESと答えた方。問題3.へお進みください。

NOと答えた方。いいからこっち来い。あのな。だから雰囲気でいいんだよこんなの。『100%は答えられませんので、ワタクシはNOで』とか教習所のクランクみたいな生き方してるとS字カーブ曲がれないよ?明日から口癖を、『あ、うん、そうそう、それね』にしなさい。

 

問題3. 冒頭のヘベの話を理解できた  1YES 2NO

YESと答えた方。次の章へお進みください。

NOと答えた方。...分かってるな。だからさっき、雰囲気でいいって言ったでしょ?なんでNOなのよ。いやみんなNOなのよホントは。分かるわけないでしょあんな小芝居。でも『ああ、そうそう、それね』っつって、次に行ってんの。大人なのみんな。

 

メルマガ『二十一世紀の未読』 2012.10.16

 

今、この瞬間さえ終われば、もう二度と会うことはない。

 

僕にとってのその人は、まさに文字通り今この瞬間がすべてでこれは何か名言っぽいことを言おうとしているわけではありません。もっと言えば、僕にとってのその人の顔は、その時の顔です。

 

大学に入学してちんたらサッカーしたかった僕はサッカーサークルに入りまして冬。下宿している同期の家で鍋でもやろうということになりました。同期は15人ぐらいです。結構広い部屋でしたがギュウギュウでした。

その鍋会には部員だけじゃなくて、同期のマネージャー二人も珍しく参加していました。実家暮らしのお嬢様はそんな小汚い下宿でお泊まりなどなさらないからです。


『メイクで変身★GIRLSロック!』(2005年11月号掲載)


とあるラジオ番組にて ―悩み相談―

 

『ロック不可』。ああ友よ。うそです友達はいません。またバイトの面接に落ちてしまいました。

『ロック不可』だそうです。ロック不可ってなんでしょうか。僕ロックなんてやったことないんですけど。でも『ロック不可』だと...言われて...しまいました...

ただ単に茶髪でロン毛なだけなのに...好きなアーティストは平井堅とaikoなのに...

大人はどうして、僕を見た目で判断するんですか?教えて!DJ野良犬!

 

 

DJ野良犬:  というメールを頂きましたーワンワン!そっかー、ロック不可かー...確かに外見で判断されることって多いよね。じゃあ、思い切って、ロック好きになってみたらどうだい?外見から始まるロックっていうのも、なかなか楽しいもんだぜワンワン!

 

 

 

今こそメイクでロックになるべき!

 

矢沢あいのリーサル・ウェポン、『NANA』が大ブレイク!コミックスバカ売れ!映画も大ヒット!2つのロックバンドと、2人の『NANA』を巡るストーリーに、にわかロックファン、というか、にわかロックファッションなGALが増殖中だ。どうなのあれ?ねえどうなの?イイじゃないか!いいのかよ。

 

外見でロックになる。メイクでロックになる。そんなこと可能なの?可能可能可能可能可能。うるさい。ロックは外見から。メイクなくしてロックなし!しかし、真のロック・メイクを極めるには、かなりタフな道のりが待ってる。日本全国に1人でも素敵なロックガールを増やすため、今回は、そのお手伝いさんをさせていただきたい。


メルマガ『二十一世紀の未読』 2012.10.09

 

docomoさんへ

 

 

あなたに出会ってもう13年が過ぎました。

初めて会ったときのことを覚えていますか。

上京したばかりの僕の携帯電話はJ-PHONEでした。

僕の大学生時代はど真ん中に震災があって、結果関西には爆発的に携帯電話が普及しましたよね。

友達がいない僕にも彼女ができて、ポケベルを持ったりPHSを買ったりして、

それでもケータイは憧れでした。大人の持ち物だった。

 

そんな僕がようやくケータイを手にして、嬉しくて、大人になれたような気がして、それでもdocomoさん。

あなたには手が届かなかった。

 

あなたは大人の象徴でした。

値段が高い。通話料も高い。ガキの僕にはとうてい払えない。

バリバリ働く会社員やまっとうな社会人のステータスシンボル。

 

『長男 is クリエイティブ』 (2005年12月号掲載)

長男の星・勇 

 

「五月!アンタ嫁の分際でアタシに楯突く気かい?」

「お言葉ですがお義母さん。私の事だったら何言われても構いません。けど、愛や眞のことだけは口出しして頂きたくないんです」

「まったくもう?勇!アンタの嫁の教育がなってないからこんなことになるんだよ!」

「・・・・・・・・・・・・(前髪ペロン)

 

 

【小島勇(こじま・いさむ)】中華「幸楽」の長男。

 

サラリーマンになることが夢だったが、中学卒業後、その夢をあきらめ「幸楽」を継ぐ。

いつも嫁の五月と姑のキミの板挟み。気苦労が絶えないのか、すっかり髪の毛も薄くなってしまった。

酔っ払うと、寂しい前髪ひと束をペロンペロン垂らしながら暴言を吐く。

 

 

so sad...寂しい...あまりにも寂しすぎるぜ勇...お前だけのために、キャンプファイヤーの前でギターを爪弾きたくなるほどの寂しさだ勇。日本全国の『長男』の脳天辺りからモヤモヤと発散された「悲哀オーラ」を、体いっぱいに吸収してしまったかのような表情がテレビの画面いっぱいに映し出されるのを見て、ウヒャウヒャ馬鹿笑いするのが「渡る世間は鬼ばかり」の正しい見方。ホントかそれは。

 

勇だけじゃない。現実世界、いや、クリエイティブ界にこそ、長男の涙はTUNAMIとなって押し寄せている。あトゥナミになっちゃった。まあいいか。

いやいやいやいや、あのね。長男、いないわ、ほとんど。ものすごい勢いでひとりっ子。

確かに聞いたことはある。クリエイターにひとりっ子が多いって。でも想像以上。

でもね勇、大丈夫。だからこそボクは思うんだ。『長男クリエイター』こそ最強なんじゃないかって。

 

今回は、長男クリエイターを応援することにする。そして捧げるよ、勇に。あ、ごめんやっぱり勇に捧げるのやめる気持ち悪いから。

 

 

『飛び出せ!ロックベーシスト!』 (2005年9月号掲載)

 

プロローグ ― ドドドドドドドドド ―

 

ドドドドドドドドボボボボボボボドドドドドドドドボボンドドン。

 

俺、ベーシスト。アマチュアバンドでベースを担当している。今、LIVE中。AメロBメロサビが終わり、俺には少しの休息が訪れた。

嗚呼...ギターソロ...あいつは気持ち良さそうにステージの真ん中に立ち、思うさまギターをかき鳴らしている。ボーカルはそんなギタリストに寄り添い、「人」という字を2人で描きながら、エアギターをかきならす。歓声と共に、照明さんがスポットライトを当てる。俺以外の場所に。今、誰も俺を見ていない。ああ、一人たりとも俺を見ていない。変な顔をしてみた。ホラ、誰も見ていない。もうすぐギターソロが終わる。そろそろ準備するか。

 

ドドドドドドドドボボボボボボボドドドドドドドドボボンドドン。

 

俺、ベーシスト。

 

 

さて。こんなミニドラマに、怒りを覚えるミュージシャンの方がいらっしゃるかもしれない。「お前はロックをバカにしているのか」と。毛頭もバカにしていない。ただ、ふとした疑問が浮かんだだけ。

 

『音楽始めるときって、普通ギター買うよな...

 

ギタリストに憧れ、ギターを買う。コードを弾いてみる。リフを練習してみる。段々楽しくなる。バンドをやりたくなる。友達とバンドを結成する。ギタリストは1人。

 

私は、『ベーシストが生まれる瞬間に起こること』を知りたいんです。ボーカル、ギターに比べて、明らかに日の当たらないベースという楽器を選ぶ瞬間。そこには、ある種の『ロック』が隠れているんじゃないだろうか。

 

地味地味と言われ続けるベーシストに、スポットライトを当てた瞬間。そこには、ものすごく素敵な光景があるんじゃないか。そうすれば、もっとみんな、ベーシストを目指すんじゃないだろうか。そんなことをボンヤリ考えたわけです。

 

だってさー、女性ボーカルとギタリストのバンド内結婚って多くない?マジで。

古くはリンドバーグの渡瀬マキ&ギタリスト平川達也。もっと渋いところでいうと、永井真理子&バックバンド『ヒステリック・ママ』ギタリスト廣田コージ。知らないからホント。渋すぎるから。最近だと椎名林檎も、バックバンドのギタリスト、弥吉淳二と結婚してたし。離婚したけど。あと市井紗耶香と「CUBIC-CROSS」のギタリスト吉澤直樹。ギタリスト需要もモー娘。まで来たか。

 

ホラね。バンドのベーシストと結婚したのって、トミーフェブラリーくらいですよ。トミーヘブンリーくらいですよ。川瀬智子ちゃんくらいですよ。数少ないので何回か言ってみた。でも寂しいだけだった。

 

さあ、飛び出そう若人たちよ。ベースこそロック!ベーシストこそロック!女性ボーカルは、もっとベーシストと結婚せよ!

 

そんな熱い思いを伝えたい。

 

メルマガ『二十一世紀の未読』 2012.10.02

 

■■ 序 ■■

 

また10月が来ましたか。日本は4月から1年を始める素敵な国ですから10月が来たってことは半分過ぎたということです。

 

ご存知のように放送業界には3か月区切りの『クール』と呼ばれるドイツ語由来らしき用語がありますが、

 

1月期4月期7月期10月期となっておりますね。

基本的にはこの3か月を1つの単位として番組は運営されているわけです、もっとわかりやすくいうと、番組がこの単位で終わったり始まったりします。

 

 

こういった各クールの終わり頃は非常に胃に悪い時期でもありました。

僕らは受注専門の下請け企業なもので、発注がなくなれば仕事はありません。

こちらの持ち込み企画でスポンサーまでくっつけてきても、最終的には放送局の電波を借りないと何もできないんですから身分差は明確ですし、番組が終われば、もしくは番組をクビになれば、当然その分収入は減ります。

ポジれば新番組始まって10月から忙しくなっちゃってウハウハ、みたいなことなんだろうけど、忙しいというより、収入の乱高下っていうのはやっぱり精神にはよろしくないですよね。

若いときは何とか持ちこたえられますけど。

月収100万あったのが来月からは5万とか、平気である話ですからね。

 

こういうリスクをヘッジするためにも、人づきあいとかコネとかは相当重要になります、当然のことながら。

 

「クリエイターみたいなこと気取っといて結局コネかよ、糞業界人死ね!」とお思いでしょうけど、コネ無しの才能だけでメシ食ってる人がいる社会集団なんてあるんですかねえ。

 

コミュ障の僕が言ったって何の説得力もないですけど。

 

 

 



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