山本山本佳宏 yanmo.jp

2013年7月のエントリー 一覧

ラマルティーヌの死体蹴り


フランスの近代抒情詩の祖とも呼ばれる、ラマルティーヌという詩人がいます。いました。1800年代前半。

彼は、名作と呼ばれた自らの一篇の詩について、「ある嵐の夜に森の中で、突如閃いて一気に書いた」と解説していました。さすがはラマルティーヌと。それはすごいと。いうことだったんですけども彼の没後、その詩の原稿が発見され、その原稿には、とんでもない数の訂正と推敲が記されていたそうです。「ひらめきの傑作」ではなくて、「ウンウン唸り続けてひねりだした傑作」だったと。

 

こんな恥ずかしいことありますか?() ラマルティーヌかわいそう。 自殺した中学生がこっそり書いてたポエムを追悼ラップにして発表するのと同じレベルで死体蹴りですよこれは() だまっといたれよ。かわいそうに。



雨がやんでも風はぬるく空は曇る七月の夕暮れ、三日月は西の空に沈もうとしている。

雨上がり独特の色褪せた明るさが重くのしかかるが月の周りだけは陰陽の輪郭が鮮やかに持ち上がり、却って夜の暗さを教えてくれた。

僕は月にすがって歩く。

 

 

高校の時、通っていた予備校の英語の講義で和文英訳の問題が出た。

 

花鳥風月。

英語で何と言う。


BREAK MY SILENCE


高橋優くんのニューアルバム『BREAKMY SILENCE』がリリースされました。このアルバムの帯のコピーは、いつもの通りプロデューサーの箭内さんです。毎週会って話していた数年間を終えて、話どころか顔すら合わせない数か月が過ぎ、過去の記憶がどんどん薄れていきます。箭内さんの話をするのも久しぶりな気がする。

 

で、帯にはですね、

“変化ではない。表出したのだ。“

と書かれていました。


プレゼント当選のお知らせ

 

前号、100号記念プレゼント企画にご応募いただきまして誠にありがとうございました。

 

欲しい物を欲しい理由と共にお書きください、という、「考えるのめんどくさい」を助長するような内容でございましたが、それにも関わらずご参加いただきました方々には、全プレとは行きませんが、お送りいたします。

 




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