山本山本佳宏 yanmo.jp

2013年10月のエントリー 一覧

時事ネタ

 

最近の流行りはなんですか、あれですか。

笑っていいともをダシにしてマイストーリーを開陳するあれですか。自分語りも大変ですね。

よーし、パパもいいともをダシにしてメルマガの文字数埋めちゃうぞー。

 

僕が小中学生のころは、いや高校ぐらいまでかな、笑っていいともは名実ともに国民的番組でした。何と言ったって、平日の真昼間にテレビを観られる人なんて限られているのにも関わらず、そこでどんなことが起こったのか誰もが気になって仕方ないという前提で世の中が動いているわけですから。日曜日のいいとも増刊号はそういう意味ですよね。こんな大事な番組を観られなかった可哀そうな人たちへの救済措置。見てたなー。小さい頃は。誰が誰を紹介するのか知っとかなくちゃと。


エレベーター前感覚


台風一過、澄み切った秋の空は高くて怖い。

僕は空を見上げるといつも、天地が逆転して落ちていきそうになります。秋空は、底が果てしない深淵のようだ。怖い。

 

国語のテストで、ですます調と、だである調を混ぜて書くとアホだと思われて減点されますから気をつけろ。

 

知らなかったよー空がこんなにあおーいとーはー

 

怖いから空はちゃんと見れない。


ハレとケ2013


「ネット回線の先にも同じ生身の人間がいるということを、なぜ想像できないのだろう」

 

想像できないのではありません。むしろ、想像できるからこそ、です。

自分に直接的な危害損害が及ばないなら、多くの人間は喜んで嫌いな他人を攻撃します。それはネットがなかった時代から、そうです。インターネットはただの道具。僕もあなたも、生身の人間と直接顔を合わせずに済むからラッキーだなあと思いながら、やっているんです。

想像できずにやっているのは、ただの狂人です。論じる必要がありません。

 

直接的な危害の中には、「私だけがこいつを攻撃しているんじゃないか」という不安も含まれていますよね。

つまり、「あいつもこいつも私と同じように考えている、つまり彼を攻撃しているのは私だけではない、むしろこれは聖戦なのだ」という逃げ道があるのなら、なおさら喜んで攻撃します。

 


赤い内定


くっさいくっさいエッセイ風に言えば、101日、内定式が終わって、赤ら顔で飲み会からの帰路につく黒や紺のスーツ姿の大学四年生を見かけるたびに、僕は相も変わらず、ぼんやりとした輪郭で自分の過去を思い出す。

 

あの日の僕は何を思ったか。

 

ほんの数日前までは出席するはずだった内定式を、自室で迎えた、あの日の僕は何を思ったか。


大きな岐路に立ち、選ぶとも選ばずとも、僕はどれかひとつの道に踏み出さざるを得ない。人生はレトロゲームのスクロールだ。じわじわ、じわじわ、画面は遷移して、通り過ぎた場所へ戻ることはできない。テレビ画面の外には帰れない。画面の端はじりじりと、僕たちの尻を前へ前へと押し出していく。どこへ押し出すのか。死に向かって押し出すのだ。




山本山本佳宏 『二十世紀の未読』 完全版(pdf/epub)

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