僕が物心ついたときから丹波哲郎と若林豪はすでにオッサンで丹波さんは霊界に帰ってしまったけども若林豪は今も変わらず僕の心の中で渋いオッサンのイメージ像を構成していて一文字でカッコイイ名前と言えば『豪』だなといつも思っていてアゴが割れてるのってすげーなと思っていて自分のどーでもいい4文字の名前とどーでもいいアゴに若干萎えていた。
若林豪のスピリットを受け継ぐ憧れの国、豪ことオーストラリアから帰国してラジオ風とロックの収録に箭内さんがやってきて、「箭内さんどうでしたオーストラリア」
「別に何も。あ、お土産持ってくるの忘れた」
で豪トークは終わった。
スタジオ内には当たり前のように日本酒の一升瓶がボコンと置いてあって知らない人が見れば若林豪が来るのかと思うこと確実のハーコーな光景だけど実際にスタジオに入るのは金髪の40代と前の日の昼から何も食ってない徹夜明けの30代で当たり前のように僕は酒を注いで2人とも当たり前のように飲んでしゃべり始める。何も食ってないから酔っ払ってしょうがない。
風とモバイルlabが設立されましてそれは先日のhisadaさんのブログエントリーを見てもらえば分かりますけども。とか書いててふと思ったんだけどこのスタッフブログの寄ってたかって感は近年稀に見るカオスで素敵だと思いますけども照井さんがお書きになってたように長いですよね。それは僕ですよね。失せますよね。読む気。読む気なんか失せちまえよと思ってる僕以外の方は照井さんの言うこと受諾したほうが末吉だとか思うのとカオスをスタートさせるのは簡単だけど維持するのが難しいよねと思うのと。そんなことをふと思ったんだけど『ふと』の『ふ』って何ですか。表情は動かないけども心の中が軽く動く程度のことは『ふ』で表現できるぜってことですか。日本語すげー。
ケータイは便利なだけじゃなくて、もはや人を幸せにしなきゃいけない。人を不幸にするケータイはこの世からどんどん少なくなればいい。
かつて茂木淳一さんという非常に素敵なスーツの人と架空の携帯電話サティスファイカンパニー『モギフォン』とかいう会社を作って2人で遊んでた時期が数年前にあって、ぶっちぎりでカッコイイ番組だったんだけど外圧で倒産してしまった記憶が想起されました。さらにそれより5年ほど遡って、還暦のお祝い用に真っ赤なちゃんちゃんこ代わりのらくらくフォン的なのを作ったら面白いんじゃないですかとどっかの携帯のキャリアに頼んだらコスト面で無理とか言われて無理とかじゃなくて面白いか面白くないかで考えろよオッサンと思った駆け出しの頃の青臭い記憶も想起されました。そんなことで携帯ライフを充実させるという名目でアホみたいなことを毎日考えてた時期がございまして、その点におきましては他のギャングスター・プランナーのみなさんより貯金があるかと思いますので、なにくその精神で僕をぶっちぎるご提案お待ちしております。もはや自分がどうとかじゃなくて誰でもいいと思ってますんで。面白いのは。誰かがすげー面白けりゃ僕はそれで満足っす。なんで「っす」の小僧な感じで最後締めたのかは分かりません。