注)これは昨年、どこぞに書いたモノの転載です。
実はこの辺りから、僕の色恋の話ばっかになってて、
お前の色恋とか知るかアホ死ねみたいな文章がつながってまいりますので、
その辺はバッサリカットして、抜粋抜粋でつないでまいりたいと思います。
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親はあきれ果てていました。
もはや、理解不能。
自分たちのカテゴリーには、僕の決断に対する、
判断材料がない。
行動が反社会的だから何かイラっとする。
自分たちのこれまでの血のにじむような努力を、
息子はせせら笑いながら踏みにじっている。
そんな気がしてイラっとする。
自分たちが良かれと思って伝えてきたことが、
息子には全く伝わっていない。
イラッとする。
良く分かります。本当に心中お察しします。
だって、
『東京行って、日本一面白いもん作りたい』
って言われてもねー…
気がふれたとしか思えませんよ、普通。
23年間に渡る壮大なネタフリの末に、
思いっきりスカシオチ。
欲求不満もはなはだしい。
感謝します。
ここまで生きて来れたこと。
衣食住に不自由なく過ごしてこれたこと。
形はどうであれ、愛情を注いでもらったこと。
いつか恩返しができればいいなと思います。
ただ、今はそのときではありません。
学費すら返せません。
今、僕にできることは、
『ありがとう、さようなら』と言うことだけ。
あきれはてた両親が、1つだけ譲らなかったこと。
それは、
『大学だけは卒業しとけ』。
親にしてみれば、その間に、少しでも翻意してくれるかな、
という淡い期待があったかもしれません。
『やっぱり俺、就職するわ』と、息子は言ってくれるんじゃないかと。
まあ、甘いですけどね。
俺の心は、もう決まった。
ちょうどいいや。卒業までの時間を利用して、
上京前の下調べでもしとくか。
その程度の雰囲気で、卒業を約束しました。
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上京したあと、どうするか。
とりあえず、具体的には何にも考えてませんでした。
僕は地位や金や、幸せが欲しかったわけじゃなくて、
死ぬ前に思いっきり、日本中に向かって叫びたかった。
関西で叫んでも東京にしか届かない。
東京で叫べば、日本中に届く。
チャンスの数は、多いほうがいい。
だから、東京に行く。
上京の動機なんて、その程度。あやふやなもんです。
叫べれば、あとは何でも良かったんです。
居場所がないなら、こじ開けてでも作って、そこで叫べばいい。
たった1回、満足にできれば、あとは何でもいい。
そう思ってましたので、不安感はなかったですね、ほとんど。
あ、叫ぶつっても比喩ですからね。
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(この間、彼女と別れたり、また留年したりしてます)
6回生前期。得意な分野であるところの『国際経済法』を履修して、
授業も、この年にして初体験ですがバリッバリに出席して、
テストもほぼ100点取って、最後の4単位。
お待たせ。
卒業キタ━(*゚ー゚)#・ж・)・∋・)´∀`)・ω・) ゜Д゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)・゜・。━!!!!
6年目の前期卒業(9月)。
半年休学してるんで、実質、丸5年での卒業でございます。
三⊂⌒⊃゚Д゚)⊃☆国立大卒ゲットオオオオオ!!!!!
ま、どうでもいいや学歴は。
中卒だって小卒だって関係のない世界にケンカ売りにいくわけだから。
経験は経験として大事にしますが、勲章も賞状も使い道なし!
超しょっぱいミニミニ卒業式に強制参加させられて、
ホントに帰ってやろうかなと思いましたけど、
証書と卒業証明書を親に見せないといけなかったんで。行きました。
いやーーーーーーーーーーーーー…終わったね、大学生活。
長かった?いや、やっぱあっという間だったなー。長く居座っちゃったけど。
居心地良かった。
世界最高峰のぬるま湯だったよ、大学生。
やっぱ、何かが欲しいなら、自分から動かなきゃいけなかったんだね。
気づくのが遅れましたよ、すっかり。
環境が何かを与えてくれるんじゃないかと、どこかで思ってましたよ。
年もくって、ぬるま湯につかりすぎて、手のひらがシワシワです。
またいつか、何万回目かの輪廻転生で、大学生になったら、
今度は暇な時間を目いっぱい使って、色々やってみたい。
でも、また忘れてぼんやり過ごすんだろうな。
ま、いっか。そんときはそんときで。
それが大学生という生き物。
勉強したいやつはすればいい。
遊びたいやつは遊べばいい。
何もしたくないやつはしなければいい。
何したらいいのか分かんないやつは寝てればいい。
青臭いこと叫びたいやつは叫べばいい。
訳知り顔したいやつはメガネ押さえてればいい。
それが、大学生という生き物。
社会に出る前の、最後のアガキ。