光。
もっと…もっと光をぉぉぉ太陽拳!!!!!!!!!!!!!!
みんな――――天津飯がゲーテを殺したよ――――――――――光。世の中が光に近づいてきたのか光が世の中を照らし始めたのか僕がハゲ始めたのかは分かんないけど世の中『光』づいてる気がする。僕自身が『光』づいてる雰囲気は全くないけど世の中が。
さっきラジオ『風とロック』の収録が終わってパルプフィクションで人ぶっ殺した直後のギャングが何事もなかったみたいな顔してTシャツとパンツでレストランでくつろぐ的な雰囲気を出してタンクトップとスパッツでくつろいでいたらダンスレッスン中のシブガキ隊と間違われてキャーキャー騒がれはじめたので収録中に着てた服に着替えなおして英和辞典を読んだりしてくつろいでるとくつろぐ気あんのか。なあ。お前。アイドルに気の休まる時なんかないのは分かるけど。なあ。お前。ゴメン呼び捨てして。お前さん。お前さんアイドルじゃないだろうが。しかもシブガキ隊そんなに好きでもなかっただろうが。どうしたんだよ最近。
くつろいでいると久々に顔を見かけた女の子が開口一番(サッポロ)「あれ?最近何かあった?すげーいいオーラが出てるよ」と言われて全く身に覚えがないこともなかったので完全に無表情で「いいことなんかあるワケねーだろアホか」と返答して100回外しても1回当たれば褒めてもらえるジャンルの話ですけど面と向かっていきなり言われるとドビックリトピックス。30分後いつもの机に着席していつもの通り仕事をしていたらその女の子がまた通りがかって「あれ。オーラ消えてる。蛍光灯の下だとオーラないね」光の加減で消滅するオーラなんかあるかい!!!!!!
僕にとっての光エピソードを探してみたけどそんなもんしかなかったので関係あるふうに装って垂れ流してみました。ご不満ですか。護符MANですよね。すいません。お詫びの印に、さっき耳にしたジワジワくるエピソードを。
BLUE MAN GROUPっていう青い顔した3人組いるじゃないですか。オフブロードウェイで生まれて全米とヨーロッパを席巻したっていうアレ。今日本公演やってますけど、そのポスターが某企業のエレベーターの中に掲出されておりまして。そのエレベーターに乗ったらちょうど、その企業の受付嬢2人が休憩なのか上がりなのかは分かんないんだけど乗ってまして。「BLUE MAN GROUPってさー、外人でしょー?(2人爆笑)」って話してました。僕はエレベーターを降りて3分後ぐらいにジワジワきたんですけどダメですかねこの話。受付嬢。
もっと…もっと光をぉぉぉ太陽拳!!!!!!!
みんな――――――クリリンの太陽拳はゲーテも殺せなかったよ―――――――――光。光は速くてまぶしい。光は1秒間に地球を7周半する。音は時間を感じさせるけど光は速くてまぶしくて人間じゃ時間を感じられない。人間の神経の情報伝達スピードはマックス松浦でも秒速120メートル。秒速30万キロメートルの光に反応できるわけがない。時間を感じられない。時間を感じられないから、『今』を感じるんじゃないでしょうか。『今』は時間の切り口で面積がない。だから。
時代も受付嬢も『リアルタイム』を求めてるような気がする。
光の歌
なんで世の中が『光』づいてると思ったのかと言うと、『光』にまつわる良い歌を何曲か連発で耳にしたから。
・銀杏BOYZ ”光”
峯田くんがかつて”人間2”と呼んだ曲。銀杏の”人間”は名曲。僕等はもがき苦しんでるだけの人間様さ。”光”はその続編みたいな言われ方もしてたんだけど個人的には続編というよりも『誰か1人の人生の話のある瞬間とある瞬間』みたいなイメージを持っててたんだけど峯田くんがインタビューで『他の歌は自分じゃない誰かが主人公だったりするけど”人間”と”光”は作ったその瞬間の自分が主人公だ』って話しててやっぱりそうかと。ヘドロの中をズブズブ這い回っているのもあの瞬間のリアルな自分。絶望したって生きていくと決めたこの瞬間のリアルな自分。どっちもその瞬間の『今』で、銀杏が思っている”光”の意味とは全然違うかもしんないけど、それだけで僕はこの曲が”光”っていうタイトルなのに納得した。
・東京事変 “閃光少女”
もう完璧。僕が考えてることとか目指してることとか全部包括してくれてありがとう林檎さんみたいな感じで完璧。情念そのままみたいな曲にもリアルを感じるけどここまで完全パッケージされたら何かもう『正解!!』としか言いようがない。命は今この瞬間使い切ればよくて明日自分が生きてるか死んでるかなんてことは神様が決めればよくて明日生きてたらまたその1日の命を使い切ればよくて走って走って自分の色が溶けてなくなって光になれ。そんな感じですか。あとは個人的に全力でダッシュする女子を見るのが大好きなのもあります。スカートとヒールを履いて完全アーマードな化粧をしてる女子がものっすごいモモ上げて街を疾走してるのを目撃するしてあの子に今何が起こっているのかとか想像するともうそれだけでごはんですよが食べられるぐらい好き。ごはんですよを単独で食うな。ソープに行って受付の男とセックスするぐらい失礼です。
・サンボマスター “光のロック”
少年少女!!!!!青春爆走!!!!!うおっまぶしっ!!!!!何がまぶしいかはPVをご覧の上週刊風とロックのブログをご参照くださいwww.magabon.jp/special/kazetorock/。光の洪水。今から僕は歌うから。何だよこのPV。今過ぎるわ。山口君が自分のブログに『光のロックについて』というタイトルで書いててすごく良かったので引用(いんにょう)します山口君ごめんなさい。
“夢は一瞬だってさ。
なにが一瞬だばかやろー。
死んじまうまでだって一瞬じゃねーか。
だから死ぬまで一瞬の夢をみるのだ。
一瞬ぱなしの一生で一瞬ぱなしの夢をみてさ。
そいつで君に好きと言うのだ。
喜んでくれるといいな。
光のロックについて”
今過ぎるわ。
光アンケート
今さらですけど周囲に『光』と聞いて何を連想するのかを問うたアンケート結果が帰ってきた。
・光は見張られているイメージ。ライトが当てられて監視されている。
⇒前世がルパン。さっさと盗賊になったほうが身のためです。
・光とは生命の源
⇒宗教好きか先祖が源氏のどっちか。
・光が差し込むと家賃が変わる
部屋が北向きだろうが西向きだろうが気にしない僕には分かりませんが、実家の僕の部屋は日当たりが良すぎてフローリングの床がさきイカをさいたとこみたいな色になってます。
・光を実感するのは夜
⇒いつも光に包まれたままじゃ実感も湧かない。暗闇の中でこそ光は求められる。
・光っているものは何でも凶器
⇒…何かズバッと来るなー…凶器って何?人を傷つける道具ってこと?光ってれば何でも?つーかこの世に凶器にならないものなんてあんのか?
中途半端にズレたっていうか誰もがオチを一手に担おうとしてる感じが話の順番的には全くよろしくなくてどうしよう。あと1人質問した気がするけどどっか行っちゃった。
光の人たち
光であれば何でもいい。リアルタイムをクリエイトするために光は必要。だとしたら光と名の付くものは、今こそ何でもクリエイティブなんじゃないんですか。
※螢光TOKYO (クリエイティブデュオ 手島領・前田康二)
♪ほたるのっひかり――YEAH―――まどの―――――ゆきっ!!!お前絶対螢の光知らねーだろ。2005年、博報堂を飛び出した2人。アートディレクターの手島さんとCMプランナーの前田さん。蛍光色の螢光ってことかと思ったら『螢の光』の意味もあって東京にサヨナラして世界に出て行きまっせ的な意味もこめられてるよ。”やっぱり猫が好き”の恩田三姉妹登場のサッポロビール『生搾り みがき麦』やら児玉清&ギバちゃん出演の日本コカ・コーラ『大豆のススメ』やらNTTコミュニケーションズ『ワレワレハ、光のプロバイダー』はい光キター。やっぱり光は光を呼ぶんですね。風とロックが風とロックフェスをやったりロックの学園をやったりしてやりたい放題暴れてる中、螢光TOKYOも広告以外に好き放題暴れてて『螢光TOKYO SHOW』。音楽、ダンス、落語、大道芸、トークショー。東京のエンタメ丸ごと。あ、SHOWにコピー付いてる。”ココロウゴカスコトゼンブ!”あれ個人的にすげー聞いたことある!!!!!!(←私信) 螢光TOKYOは東京プリンが『東京』をテーマにしたコンピレーションアルバム”TOKYO PUDDING presents TOKYO SOUNDSCAPE”にも作詞で参加したりしてて、あー今を楽しんでんなーって雰囲気が漂ってる。あっ!!!このCD、博報堂クリエイティブ・ヴォックスの井村光明さんも参加してる!!!!ファンタ学園シリーズで有名な!!!光りすぎ!!!!
※澤本嘉光 (電通 クリエイティブ・ディレクター/CMプランナー)
すいません澤本さん。2000年に続いて2006年のクリエイター・オブ・ザ・イヤーを前にするととりあえず謝ってみたくなる卑屈な精神に乾杯。山ぶどうスカッシュか、なかったらファンタグレープで。お前絶対味分かってねーだろ。東京ガス『ガス・パッ・チョ!』で無駄に良い雰囲気出して本能寺に帰るピエール瀧さんの信長とかソフトバンクモバイルの予想GUYからしゃべる犬の父を筆頭とする『白戸(ホワイト)家の人々』からイルカのおじさまからまー遊ぶわ遊ぶわ。すいません澤本さん。すごく緻密に考え抜かれたモノであることは重々承知なんですけども、僕はそこはかとなく漂う『ザ・悪ノリ』感が好きなんです。いい年したオッサンが集まってウヒウヒ言ってる感じが。すいません澤本さん。でも悪ノリって、まさにリアルタイムでしか起こりえない感情なんで。と思ったら澤本さん何ですか。本出すんすか。「犬と私の10の約束」。しかも映画化まで決まってんすか。あ、ペンねネーム使ってるんですね。「サイトウアカリ」。さすがです。ペンネームにも微妙に光っぽいものを残してあるし。すいません澤本さん。
※高須光聖 (放送作家)
高須さんに対してうらやましいと思ったことは何度かある。その理由はただ1つでダウンタウンと同級生とか一緒に仕事できるとかうらやましいなーということで学生時代の純粋なダウンタウンファン心理。作家って僕みたいなちゃんと飯食って太陽浴びてるかお前気持ち悪いなーみたいな人か僕みたいな引きこもり体質丸出しな人の目を見て話できないのかお前気持ち悪いなーみたいな人かどっちかしかいないと思ってて高須さんのむきたて生卵のような髄液のこぼれ方ではなくむきたてゆで卵のような光り輝くツルツルお肌はホントに特異だと常々思う。健康そうだもん。いつも風呂上がりみたいだもん。明朗快活なイメージするもん。目立つわそら。このお肌だけ見て今の日本のバラエティ番組を支えるのはこの人だと言ってもいいぐらいのツルテカ。ありがたみさえ感じる。
※小木茂光 (俳優)
一世風靡セピアリ―――――ダ――――――――!!!!!!!!哀川翔柳葉敏郎を束ねるリ――――――――ダ――――――――――!!!!!そして今や脇役とかいう言葉をヒ素で毒殺してやりたいぐらいの勢いで俳優として大ブレイク中!!!!名前聞いても分かんねーよみたいに知識欲が火垂るの墓の粥のごとく薄いあなたへ。映画”ALWAYS 三丁目の夕日”シリーズでは茶川が面倒見てる淳之介の親の川渕康成の秘書の佐竹!!!!!踊る大捜査線では一倉警視庁刑事部捜査一課課長!!!!ってことは元セピアのギバちゃんと共演!!!まさか1回のコラムで2回もギバちゃんって書くとは思わなかった!!!!一世風靡セピアに幸あれ!!ついでに勝俣さんにも!!HEROでは最終話で東京地検特捜部の庄野検事!!!かつて路上で鳴らした男が今や国家権力が似合う男に!!!!ふんわりした中身をピリッと引き締めるために小木さんの存在感は必要不可欠!!!ドラマのクライマックスに小木さんの光あり!!!!
※DJ光光光 (DJ)
DJ光光光とかいてディージェーピカピカピカピカピカピカピカピカピカピカピカピカ!!!!!!!!!!!!興奮しすぎてコピペしすぎたホントは3回ピカピカピカ!!!!!!!ボアダムズのフロントマンである時はヤマタカアイある時はヤマツカアイある時はEYヨで1番レアなバージョンつーか名義がDJ光光光!!!!ピカリ杉!!!!毒キノコみたいな形の花粉を飛ばしてきそうで人間の鼻を花粉でレイプしそうな杉!!!!DJセット終了後のインタビューとかで「ピカピカするように今後も努力します!もっとピカりたい!」勢い以外に何も伝わらないけど全部伝わった気がす!!!(←古語)とにかく何でもかんでも混ぜて混ぜてミックスし倒してそれはまるでスピードの中で色が溶けてなくなって光に変わっていくかのようす!!!(←”です”の省略)
必殺技と光
マックス松浦さんは専務時代自宅にミラーボールが回ってたとのウワサがインフルエンザAソ連型と共にやってきましたので仕事場でなぜマスクをしないのかということと光アンケートの答えがこんなに遅くなってしかもなぜマックス松浦なのかということを鉄の処女で拷問して詰問しておきましたけども男は光に憧れる。特に少年は光に憧れる。なぜか。『光』は必殺技っぽいから。
※アクマイト光線 (ドラゴンボール)
ウルトラマンシリーズの何たらウム光線はもう古い!!!!これからはアクマイト光線の時代!!!振り返ってみれば超ザコキャラのアックマン!!!天下一武道会2回優勝とかすごいどーでもいい肩書きのアックマン!!!!ヤツが使う必殺技はアクマイト光線!!!心の中にあるわずかな悪の部分をどんどん膨張させて最後には爆死させる恐ろしい技!!!アックマン…恐ろしい子…!!!!完璧にピュアな心を持っていた悟空には効かなかったけど、地球上のほぼ全員ブチ殺せる技なんで基本性能が素人以下という弱点を克服してがんばってくださいアックマン!!!僕も『今六本木ヒルズのイルミネーション見てるヤツ全員死ね』的な気持ちを大切に育てて生きていきます!!!
※光の翼 (機動戦士Vガンダム)
色々省略とかうろ覚えとかで書いてV2ガンダムっていうモビルスーツがあってほぼ光の速さでぶっ飛べる翼が付いててそれが光の翼で多分武器じゃないし必殺技でもない。でも速すぎるんで何か敵の攻撃全然当たんないし逆にカスっただけで敵死んでいくみたいなストーリーもゲームバランスもクソも味噌もないような反則技で強いから必殺技。速い!!!!!!吉野家でさえ安いと旨いをくっつけないと経営が成り立ってこなかったのにも関わらず速い!!!!!!!!この一点!!!!!この一点だけで商売になるのが光!!!だからこそ今光!!!!!今光って相撲取りじゃないですよ。でも僕は朝青龍が優勝すると思ってます。
※閃華裂光拳 (DRAGON QUEST - ダイの大冒険)
『過剰な回復呪文マホイミがパンチの命中の瞬間エネルギースパークし、敵に致命的な打撃を与えるのだ。回復呪文が拳にみなぎる為、インパクト時に激しく光ることが特徴だ』あ!断定カッコイイ!!僕も言いたい『特徴だ』!!!!!!これはある意味アクマイト光線と対を成すような必殺技だと思ってたら大間違いで何だ過剰な回復呪文て。僕は中途半端な受験戦争の波にとち狂った愚かで哀れな両親に追い立てられるように中学受験を目指して勉強させられ数ヶ月で身も心も疲れきってお願いだからもうこういうのやめてもいいよって言ってくんないかなーとフラフラ思ってたところ、父は僕に「今日からコレを飲むんだ佳宏」と言って差し出したのがキヨーレオピン。猛烈に怪しいのと臭いのとで怖くなったけど父の言うことは絶対で僕は毎夜勉強する前にキヨーレオピンを飲み1週間後鼻血が止まらなくなった。そういうニュアンスですか過剰な回復呪文。そういえば大人になって肉体的に疲れ果ててにんにく注射で有名なお医者さんに行ってこういう仕事をしてて疲れてますという話をしたら「よっしゃ、じゃあ今日は僕が清原スペシャル奢ってあげる。看護婦さーん!清原でー!」とお医者さんに言われて清原スペシャルって何じゃいと思ってたら通常の3倍の濃さのにんにく注射で売った瞬間ノドと鼻からにんにくの匂いが逆走してきた。効いてるかどうかは分からず臭いまま仕事場に戻って原稿を書いていたら鼻血が止まらなくなった。そういうニュアンスですか過剰な回復呪文。罪ですよね。回復を思う余りの鼻血。鼻血ぐらいいいじゃん。必殺技の真髄を見ました。さすが『光』の文字。
好きな光の詩
萩原朔太郎が好きだと言うのは個人的には21世紀が始まって丸7年が経とうとしている中とても恥ずかしいのでそれを言わずに『SENTIMENTALISM』という詩の中から抜粋引用します。著作権切れてるはずですので。
七種の繪具の配色は『光』でない。『光』は『色』のすさまじい輪轉である。純一である。炎燃リズムである。そして『光』には『色』がない。
色即是空、空即是色。
藝術の生命は光である。斷じて色ではない。
あーいいとこ抜いてきたな僕も。引用(いんにょう)終わり。
さー抽象的な話をしますよー。
輪轉って何かと言うとりんてんって呼んでグルグル回ること。回る回るグルグル回る。吐くまで踊る。悪魔と踊る。色は色のままじゃクリエイティブじゃない。色は踊るようなリズムを取ってグルグル回りながら猛スピードで母はどこかへ走りながら色を失って光になります。さー抽象的な話をしてますよー。
今という瞬間を遊びたいならどこまでも時間をなくしてくしかない。僕たちには今しかない。未来は過去からの憶測で歪んでいく。過去は都合のいい記憶で歪んでいく。ピュアに遊びたいなら今しかない。光が無いなら自分が光になればいい。グルグル回るだけでいいんです。ちびくろサンボのトラが椰子の木の周りを回って思いっきりバターになったように。バカな愛犬が自分の尻尾を追って回転し続けるように。予想や経験はグルグルの中に全部溶かして何色だったかわかんなくしちゃえばいいんです。
いつ2008年が来ようが、来なかろうが、別にいいじゃないですか。
来年もよろしくお願いいたします。(←来た場合の保険)