谷人生

 

(゚谷゚;){こんにちは。

名は体を現してみましたが僕の名前は谷じゃありませんでした。

(゚山本゚;){こんにちは。

もう元々何をしたかったのか全く思い出せなくなってしまいましたこんにちは。

人生には角度はともかく傾斜がついていて高尾山の頂上でビールを飲んだりする程度のどーでもいいピークがあるかと思えばアスリートが最近着ている気持ち悪いツルテカ肌着のごとくつかみどころのない斜面もあって山と谷は同じ意味だったりして。

要は谷を山と思えるかどうかであり山があったってことは谷があったってことで。

 

谷谷谷谷言ってますが産気づいたんです間違えました気づいたんです。

20057月号で僕は『シンメトリーisクリエイティブ』的なモノを書いたんだけどもそれは左右対称な名前の人は昔から縁起のいい名前であると同時にクリエイティブだという内容。しかも裏表のないある種真っ直ぐなクリエイティビティを持っているんだという内容。内容に深みがねーなーと。裏表がないとか。裏がないやつは表もねーんだよto昔俺(カブリオレの発音で)!!!!!

そんなことを考え始めると夜も眠れなくなって羊を数えようとしたら僕の脳内の羊の形はアルパカみたいに気持ち悪く首が長くて柵を越えずに静かに群れ成してこちらへと向かってきたので1頭ずつ横っ面を張っていたらいつの間にか朝で寝れなかったのかと思ったら全部夢だったので結局寝ていたんですけども。

左右対称文字の中で、1つどうにも気になっている文字があってそれはtany!!!!!!!

田だと? 間抜けに区切りやがって!! 本だ?! 不安定なんだよ立ち姿が!!

これからの時代は谷!!谷という人生を知り尽くしたような文字が左右対称界を仕切っていくのは谷!!文章崩壊すらいとわず谷だ!!!!

谷という文字が名前にあれば、そいつはもう無条件でクリエイティブ!!表裏がないだけでなく味わい深さまで兼ね備えたクリエイター!!字を良く見てると何か困ったような寂しいような顔してるしほっとけないし!!

 



 

 

谷歌の素晴らしさよ

 

「番長!!大変です!!

「何よ、ご飯の時くらい静かにできないの?番長不機嫌。」

「す、すいません番長!でも、大変なんです!!やつが、やつがついにワシらの街に!!

「まあまあ、そんなあわてないで。アナタ、番長が何と呼ばれているのか知らないの?番長不機嫌。」

「す、すいません番長!!番長の別名は..."頭突きのヤフー"!!

「ふふふ...そうよ。日本を、この石頭ひとつで牛耳ってきたこのアタシが、あいつごときに負けるわけグワワワワアッッッ!!!!!

「ばば、番長――――――――!!!!!

「ア...アタシに構わないで...それよりも...やつが中国に...中国に行くのだけはやめさせないと...あいつを、マダムに会わせてはいけない...絶対に...マダムにだけはあああああああああ!!!!!!

「番長-――――いや、健作―――――――――!!!!!!!

 

あ、やっぱりオカマか。

海外では圧倒的なシェアを誇る検索番長googleも日本では苦戦している。まあ何が理由かと言われたら先にyahooがあったからとしか言いようがないんだけど最近のシェアだとヤフ6ググ4ぐらい?よく知らない。

かつては自由の象徴だったインターネットもここまで普及するとネットは俺のもんだいやアタシのものよいやいやマロのものでおじゃるとネットの両腕を引っ張り合って多分もうすぐ八つ裂きにしちゃって全員自分のせいじゃないと口笛吹いて全てが終わるわけだけれども、ITをここまで牽引してきたgoogleが、ついに去年中国に上陸した。

中国って外来語を音だけで何となく漢字にあてはめて表記してしまうことで有名だけど、googleだって例外じゃなくて漢字にされちゃって『谷歌』。発音はどんな感じかというとgugeグゲ――――――――――――――!!!!またはグギ――――――――――――――――――!!!!!グゲドットチャイナ!!!気品漂うそのお顔はおグゲ様!!!「あー...あの専門用語何だったっけなー思い出せない」「考えてる時間がもったいないよ、さっさとネットでグゲっちゃえよ」グゲ―――――――!!!!!!流行らせようぜ『グゲる』!!

...あ、グゥガって読むの?冷めるわ―――...人が正解ばっか欲しがってると思ったら大間違いでしょーが...冷めるわ――――...純度100%の余談特急が2番線を通過していったところで、なぜ『谷歌』と当て字したのか。前述の理由からして、『谷』が入るなんて素晴らしいことじゃないか。

 

米グーグルのエリック・シュミットという偉いオッサン曰く。

「グーグルの中国名である『谷歌』には『収穫の歌』という意味がある」

 

だってよ。中国語で『谷』は『穀』の簡体字だってよ。種をまき収穫するところと情報を検索でゲットするところが上手いこと似てるんだってよ。

 

人生山あり谷ありの『谷』だけかと思っていたら『収穫』の意味もあるとは良いこと聞いた。僕に人生の何たるかを教えてくれたラーメンマンの故郷である中国が言ってるんだから間違いない。そして、名前の中に谷が使われている人は、間違いなく豊かなクリエイティブの実りを収穫できる人であるのに間違いない。

 

 

 

嫌われ松子の一生と『谷』

 

僕がなぜ、『谷』という文字に興味を持ったのか。その直接的なきっかけをまだお話ししていませんでした。

『嫌われ松子の一生』という映画がございましたね。

"中○○也"でおなじみの中島哲也さんが監督していることもありこのフリーペーパーの編集長が広告のアートディレクションを担当していたこともあり観に行ったんだけど、映画を観ていて左耳の後ろ辺りにある第7の目がパコーンと開いたわけで。

「...何か...出てる人、みんな"谷"が付く名前ばっかだなー...」

 

・中谷美紀 (川尻松子役)

・伊勢谷友介 (龍洋一役)

・谷原章介 (佐伯俊二役)

・谷中敦 (マネージャー赤木役)

・渋谷毅(音楽)

 

どんだけ谷底まで落とすねん。と突っ込んでハッとした。突っ込んでハッ。突っ込んでハッ。突っ込んでハッ。すいません、語感が爽やかだったんでつい。

名前と映画の内容が完全にリンクしてる!!!!不幸の階段をガサツな手巻き寿司のように転がっていく松子の一生をなぞるかのような谷のオンパレード!!!中哲さんこれ完全に意識しましたYONE!!さすが!!!『谷』の字が完全に映画にパウアーをもたらしてますよね!!

もう映画の終盤は正直そのことで頭がいっぱいだった。

そしてテレビドラマ版『嫌われ松子の一生』。

キャストはガラっと変わり...『TEAM谷』は唯一谷原章介が役を変えて出演していたのみ。関東での平均視聴率8.2%。嗚呼、もっと『TEAM谷』が出演していれば...行ったな。780行ったな絶対。

 

 

 

周囲の『谷』

 

※先輩作家 ○谷さんの場合

超オモロイんだけど仕事によってはアカラサマニテキトーだったりしてすぐセクハラしたりしてすぐチンコ出したりして全部含めてすげー面白くて休日はサーフィンしたりして尊敬する先輩でらっしゃっいますけど、ある日、結構愕然としたことがあって。

ご一緒してる番組は普段はワーワーキャーキャー一本槍の番組なんだけどもたまにグーっと重量のあるテーマもやることがあってたとえばそれは「いじめ」だったり「ひきこもり」だったりしてそれをやる日が、その○谷さんの担当日ということに会議で決まったんだけども。

 

○谷さん「......」

プロデューサー「ん?どした?」

○谷さん「...いや、どっちかというと、あんましやりたくないなーと...」

プロデューサー「今、こういうテーマもやるべきだってことでお前もOKしたじゃん」

○谷さん「いや、番組でやるのはいいんですけど、僕の日にやるのはちょっと...」

プロデューサー「え?苦手?」

○谷さん「いや...そういうわけじゃないんですけど」

 

うやんむやんぐだんと会議は終わって、プロデューサーと○谷さんは、2人で隅っこに行き話しはじめ僕らはそれを聞くことが出来なかったが後で聞いた話によると、つい最近まで、○谷さんは人間関係がきっかけでリアルに数年間、おもくそ引きこもりだったらしく、ようやく仕事ができるようになった今でも、そういうテーマの話を聞くとモロに食らう可能性があるので自分が担当するのは恐いと。そういうことだった。

同情とかカワイソウとか共感とかは全くのゼロで僕の中に生まれた気持ちは『だからこの人オモロイんだなー』。ペラいだけじゃない、放り出したチンコの向こう側に見える『谷』の深さに僕は酔いしれた。なんだこの文章。ああ、寝てる間に小人たちが書いたのか。ならいいや。

 

※制作会社社長 ■谷さんの場合

結構年いってるんだけどフットワークが軽くて上にイジられてかわいがられるのが上手でその代わり部下を仕切るのが超ド下手でかわいそうになるくらい人身掌握術の本とかこっそり読んでて、でもガマンできずにすぐ感情を爆発させちゃって。微笑ましい。ハイキング行く小学生みたいなカッコしてるし。

ある日、メシでも食おうと呼び出された。ほぼ間違いなく部下というかスタッフとの人間関係にまつわる相談。

軽くメシを食い、そこでは何てことのない与太話に花が咲き2軒目に行こうという話になりどこに行きましょうかと僕は問い。

 

■谷さん「帝国」

僕「なんすかそれ」

■谷さん「帝国ホテル」

僕「帝国ホテル?」

■谷さん「俺夜は大体あそこだから」

 

夜は大体あそこだからと言われても僕にはチンコしかイメージできないんだけどなぜ帝国ホテル。なぜ六本木からわざわざ日比谷に移動せねばならん嗚呼着いてしまいました。もう思いっきりバー。何でしょう。ここである必要が全く分からん。そしてなぜ僕はオッサンと2人でカウンターに並ばねばならんのかも分からんなぜ夜景を見ながらバーテンとちょっとした会話を楽しまねばならんのかも分からん。そしてセカンドインパクトはやってきた。

 

■谷さん「俺、新しくマンション買うことにしたんだ」

僕「え、この前晴海に買ったばっかじゃないですか」

■谷さん「ちょっと不便だからさ」

僕「どこにしたんですか?」

■谷さん「白金」

 

あ―――...何かいるなー..."バブル座敷わらし"みたいな妖怪がいるな―――今...ビンビン感じるわー...バブル絶頂期に小僧で全然いい思いできなくて必死こいてがんばって上昇してみたらド不景気の真っ最中で東京のテンションも何か変わってて、でも金は持ってやりたいことと言ったらイメージできたのはこういう感じだったっつーかあんたリュック背負ってるじゃないですか。もっとかわいらしいワーキャーで売ってんのかと思ったら帝国ホテルのバーのカウンターでシングルモルト的なものを舐めながら語る話はスタッフがなかなか付いてきてくれない的なことでその足元にはワケのわからんリュックサック。あんた両手自由にして何をしたかったんだと。業って深いな。『谷』の字恐るべす。早く帰りたい。

 



TEAM 

 

たった1つの文字。『谷』という漢字が存在するだけで、こんなにも。こんなにもあふれてる。キミへの想い(キミへの想いと書いて"コンデンスミルク"と読む)

もうここまで来たら間違いない。名前に『谷』の字を持つ者、すなわちクリエイティブ。断言できる。

 

【三谷幸喜】(劇作家 脚本家 映画監督)

解説略。略でいいでしょもう。左右対称でしかも『谷』。裏表がない上に人生の機微を悟るような影を持ち、クリエイティブを見事に実らせる名前。生ける標本。そういえば香椎由宇ちゃんの顔って学者が標本にしたがるくらい左右対称らしいですね。僕の顔には左側だけ冬毛が生えています。標本化希望。

 

【古谷実】(漫画家)

左右対称の時には紹介しなかったが90年代のギャグマンガを『行け!稲中卓球部』で引っ張った男っていうかギャグはいいんですよもう。改めて解説するの恥ずかしかったりするし。リアルな日本人のブサイク顔を描かせたら本当に上手い。当時オリックスにいた鈴木平を漫画に描かせたら日本一。通りすがりにブサイクな男がいて友達とクスクス笑うどうしうようもない裏も表もへったくれもない差別心むき出しの中学生時代な感じがスゴイする。と思ってたら『僕といっしょ』『グリーンヒル』『ヒミズ』『シガテラ』『わにとかげぎす』と、作品を追うごとにゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴゴゴン『谷』の勢力が増大している。

思春期ダメもがくアキラメルなんとなく社会不適合ウッカリ人間失格ループ&ループ。オッサンから見たら別にどーだっていいじゃんと感じても、若者レンズでフォーカスオンしてみるとものすごい山と谷のギッザギザの連続でまじまじと見すぎて酔って吐きそうになったりして。若者の『谷』を描くべくして生まれた漫画家である。鈴木平は見とけ。

 

【杉谷有二】(電通 コピーライター)

「大型で非常に強い台風12号」とか言うってことは、『大小』の中に『強弱』の判断要件が入ってないってことですよね。じゃあ『大小』の中に『貧富』の判断要件は入ってるんでしょうか。「大型で非常に貧しい台風12号」は途方にくれるなー。ありあまる食欲をもてあまして食パンの耳を牛乳につけてふやかしておなかすいた――――――――――――!!!!入ってないですね、貧富も。各局報道のみなさん、台風の貧富も正確に伝えてください格差社会なんで。

TUGBOATの岡康道さんが『久しぶりの大型新人』と呼んだ男、それが杉谷有二。

高橋書店の高橋手帳。「今日、高橋を失った」 「浮気したこともあったが、やっぱり高橋が一番だ」 「妻は本当の私を知らない。高橋は私のすべてを知っている」 「失礼ですが、あなたは高橋ですか?」 「佐藤さんは、高橋だった」...何かこういうコピー単独で遊んでる雰囲気のコピーって久々な気がしないでもなかった2004年。TCC最高新人賞受賞。以降賞取りまくり。ウヒャウヒャ言いながらある種コドモみたいにオモチャをいじくっていじくって遊び倒すみたいなそんな感じでやってんのかなというのがファーストインパクト。セカンドインパクトは間もなく来た。

「アイデアがふと浮かぶことなどあり得ない」「水の中に顔を突っ込んで息が苦しくなるまで集中しないと、人間の深層意識に触れるような何かは出てこないと思う」創造の海を窒息しそうになりながら潜ってらっしゃる!!!!!自らあえて谷に咲く花を取りに行ってらっしゃる!!!!コレが谷パワー...自らの苦しみを決して人には見せない、それが谷パワー...

 

【細谷巖】(ライトパブリシティ社長 アートディレクター)

...アートディレクター歴50年オーバー、自他共に認める『ザ・ラストデザイナー』でいらっしゃってもう大御所中の大御所で。ポカリスエットとかカロリーメイトとかキユーピーマヨネーズとか男は黙ってサッポロビールとかケンとメリーのスカイラインも細谷あ―――――――なーつやすみ―――――!!!!細谷さん作品の多さに脳のシワが詰まってしまって左脳がハイチにバカンスに出かけました。ここからは直感と想像だけで書きまTHGA

細谷さんは数年前に『細谷巖のデザインロード69』という自叙伝を出版していてその中では何回ホモ言うとんねんというくらいホモホモホモホモ言ってらっしゃるがそれは全くこの本の本質ではなく。高校を卒業してライトパブリシティに入社されて以来デザイナー一筋で生きてこられた、ある意味ではTHE業界人であるわけで。

 

・基本的に仕事は嫌い。好きだからデザイナーになったわけじゃなく、生きるために仕事している。

・自分のデザインには特徴がないし広告なんだからスタイルも必要ないし、ましてスタンダードなんて考えたこともない。

・すごい新人のデザイナーが出てきたときは、立ち向かわずに嵐が過ぎるまでじっと待つ。すると嵐はやむ。

 

ゥワーオ、ゥワーオ。ゥワーオ、ゥワーオ。目標をレーダーで捕らえました。シグナルパターンは..."青"!「間違いない。職人ね」

職人とはこのことなんでしょうか。読んでるだけで背中に1本通った鉄筋コンクリートが見えるようです。もう才能だのセンスだのそういう言葉がつまんなく見えてくるなーと思いつつこのままでは終われません。70年以上生きてきた人の自叙伝だからこそ透けて見える『谷パワー』を探さなければ。見つけました。

細谷さんと言えば、コピーライターである秋山晶さんとのコンビで有名でキユーピーとかさポカリとかカロリーメイトとかさ。その秋山さんを評して曰く「いちばん信頼できる人なんです」やはりそうだろう真面目にうらやましいなあそういう人が近くにいて。打ち合わせとかほんとしないらしいし。でも『谷』的には何も引っかかりが残らないこんな終わり方で良いのか。終わるわけない。

「でもお互いを信頼するっていうのは恐ろしいんですよ。信頼と打算は50%50%くらいがいいんです」50か―――――い三国志だったら今晩中に寝返られるぞ―――――!!!!と青龍刀で突っ込みたくなった瞬間。

「ぼくは秋山さんと仕事するようになって、よりがんばりだしたと思うの。認めてくれているのか、ほめられるものをパッとつくれるかどうか...(中略)彼と付き合いたいがために、ボケられないんですよ」

ただの1本筋の通っただけの職人じゃない。そんな直線的なもんじゃなかった。あるあるーるーるー。愛がある。秋山さんへの。最初に伝えたい人への。

そりゃそうだ。細谷。秋山。驚異の『山あり谷あり』コンビだから。凸と凹。2つは1つ。2つは同じ。

「精神的ホモみたいな関係ですからね」だからホモホモ言い過ぎだっつーの。

 

 

 

谷持ちになろう

 

フランス人でエレーヌ・グリモーっていう超ド美人のピアニストがいるんだが、彼女は"左右対称"に憑りつかれた。片方の靴ひもが反対側と完全に同じになるまで何回でも結んで開いて。ホテルに泊まったら泊まったで部屋の家具と化粧道具を完全に左右対称に並べ直すまで眠れない。イルカプリントのセーターを脱いだ後、折り目の両側に同じ数のイルカが完全に同じ位置にくるように折り畳んで折り畳んで折り畳んでド―――――ン!!!!!上手くいかず窓から投げ捨ててしまったと。すっ転んでヒザをすりむくともう片方のひざにも同じような傷を自分でつける。で何かしんないけど今オオカミの群れと暮らしてる。オオカミ少女と呼ばれて。天才ピアニストオオカミ少女と呼ばれて。ピアノとか特にそうなんのかもね。左手と右手の関係性とか。よくわかんねーけど。肌感覚で分かることは左右対称とか見た目だけの美しさばっか追い求めすぎると、ぶっ壊れるんじゃないのかなってこと。元々日本って対称とか完全とかをパッコンと軽く壊したりずらしたりするところに美を見出してきたっていうのもあるだろうし。「ちょい曲がってるほうが自然アルネ」みたいな。何イイところで中国色出してんだ。

完璧って素敵。完璧って強いのかもしれない。完璧で非常に強いクリエイティブ12号。

失敗しろとか小さい失敗体験を積み重ねろとかそんな中学生向けの精神論を言うつもりは毛頭ないけど、ゆがんだっていびつだって、結構キレイなんじゃねーか盆栽みたいで。今いる場所が谷でズッコーンと下り人生だと感じていても別に上が上で下が下だと決めたのは自分なわけで下が斜め左くらいだと自分で思えばそうなるだけで。結局はギザギザに歩いて別にどっちが上かなんてそのとき決めればいいじゃん的に歩いてるやつのほうが最後まで楽しく歩ききれるよって言う意味で、ココロに谷を持つのはいいことだなーと思います。}(゚谷゚;)