■■ 序 ■■

 

割り箸がふやけた!!!!!と思ったらメンマだった!!!!!!!

 

 

こんにちは。

 

 

パソコンの前に座って腕組みしていつの間にか眠ってしまっていつの間にか起きていつの間にかモニターの中のWORDにはいつの間にか文字が入力されていた。中学高校のクソ眠い授業中にチン毛なのかワキ毛なのか知らんような線を頭グラグラさせながらノートに書いていた時代は去って今じゃ睡魔の産物でさえデジタル変換されて表示されて、ざwxせcdrvftgbyhぬjみk、お。p;ですよね。ですよねやあらへん。

 

 


 

何度も言ってるが技術が進化して最先端に向かって猛スピードで進めば進むほど最新のものは常に一番古い。スマホは古い。iPhoneiPad3も古い。デジタル進化は究極のアナログへと向かう。iPhoneが求めたのは手触りであり指先の動きでありそれはアナログで居眠り中のチン毛線がデジタルで再現される明るい未来はすぐそこだけどもベタ王国の国民が言うには「チン毛ってどこにでも落ちてるよね、何でこんなとこにあんのっていうような場所に落ちてたりとか」飽きた飽きた飽きた飽きたベタベタベタベタベタ!!!!!!!!!黙っとれスベタがと。もうチン毛が色んなところに落ちてる話を今後するヤツは手の指の全部の第一関節にチン毛がフサフサに生える呪いかける。

 

 

昨年亡くなった井上ひさしさんの対談か何かで言葉が身体性を失ってしまっていると話していた。僕らはともすれば一日誰とも言葉を交わさずに生きていくことができる。言葉を行動と共に使う事がどんどん少なくなって今夜も僕らはひとりパソコンの前に座ってパソコンで得た言葉をパソコンに向かってああだこうだと口を閉じて入力し続ける。

 

言葉は残念ながらもう身体性を持たない。自らの肉体を使って言葉に乗せる意味を作り上げていく人は舌の上で高い脂身のように消えていった。人間である僕たちが望んだことだ、直接顔を合わさず声を張り上げず素性を明かさずに言葉を発するにはどうしたらいいかそればかりを考えたらこうなった。

 

言葉に身体性を持たせないのは摩擦を避けたからでもあって摩擦を避けるというのは争わないってことではなくて相手が届かない距離からチン毛を投げるってことでもある。正しい投チン毛フォームを教えてください。痛みを知る者が優しいなんて大ウソだ、彼らは同じかそれ以上の痛みを誰かに与えるチャンスを伺ってる。痛みを誰かから被った被害と認識している間はなおさらだ。被害者意識は加害者への近道にしかならない。

 

 

"悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして、われわれ自身の享楽を目的とする。"(ニーチェ)

 

 

言葉が身体を持つ、肉を持つ、というのは一方では不快なものですよね。

 

 

 

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このエントリーは、

メルマガ 山本山本佳宏『二十一世紀の未読』

本日配信分の一部を抜粋したものです。

 

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