2007年、寅年生まれの運勢
今年は大吉。事業面では上昇の機会に恵まれるか良い契約にたどりつく。
財運も旺盛で、普段の収入も、それ以外の収入も増える。
社交的にも良い結果をもたらす。このチャンスを逃さず、大事業などに取り組むべし。
今年は吉星に照らされているが、陰口なども多いので、修養を心がけ、忍耐すべし。
法律上の問題が起きやすい為、法律を守るべし。
感情面では異性の縁が盛んだが、あまり理想な関係にはならないので注意すべし。
孤独感なども味わうが、修行や勉学に打ち込めば、運勢的にも、感情的にも良い結果をもたらす。
健康面では飲食に注意し、食中毒に気をつけるべし。
何回べし言うとんじゃブ――――――――――ン…と怒り農薬をヘリで散布していたのは昔の話。今はとろーりマーガリンを塗りたくった紳士の笑顔でこんな占いを見つめているAKB48の左から32番目が僕です。
僕は以前から占いが大嫌いだと言い続けてきてるけどその大嫌い病の根源でもあるのが干支占いなわけで同じ年に生まれたヤツってことはこの学年全員ってことはこのクラス全員ってことか――――!!!!クリリンのことか――――――!!!!違うんじゃないか――――――!!!!あの横分けネガネと貧乏ヤンキーと歯の矯正三つ編みとアイドル顔下半身デブと僕が同じ運勢で1年過ごすわけねーだろーがあいつはモテモテで金持ちでこっちは童貞で下校途中のゲーセン代にも困っててどこがどう同じなんだ!!!答えろトラとかウサギとかヘビ!!!!!!という屈折した中学生プリズムが照らした結果、周囲全員同じ運勢ということに強烈な違和感があり同じ12分割である以上星占いと何にも変わらないという基礎魔法にすら気づかない脳年齢の幼さだったんだけども、今こそ僕は光を当てたいのだ!同じ年に生まれし者たちへ!(暗転)何コレ。声優の舞台か。
1974年生まれの僕へ
もはや何がクリエイティブだとか何だとかお前こそ何だとかお前が先に何だって言ってきたんだろーがとかお前って言われるの嫌いなのとかオカマみたいなこと言ってんじゃねーよとかクリエイティブとかそういうのは一切関係なくて、今月は100%僕と僕と同じ年に生まれた人たちに捧げようと超個人的に思っていてなぜかというと…なぜかというと…なぜかというとカワイソウだからだよ74年生まれたちが!!!!!!!!!!!!!!この雑誌のメイン読者層であろう20代女子の求めるものとは無関係に!!!!!!
第2次ベビーブームとか団塊ジュニアとかその辺りの話は全く意味が分からないので33年間無視して生きてきて全く問題なかったけれども、僕が通っていた中高は中途半端な偏差値のくせにやたら一流ヅラしたがるアホなジジイだらけでそのシワ寄せは生徒に来て詰め込み授業ばっかりで校則は刈り上げろとかキチガイそのもので最低のウンコ学校で校長室から自然発火してクズ職員ごと全焼すればいいといつも思ってるような気持ち悪い中学生は隣の短大のねーちゃんが気になって気になってしょーがなかった。もうどうしようもないパッパラパーのイケイケで世はバブルの絶頂期で女子大生ブームで当時金色のパンプスが流行ったらしくて一時期みんな足元が金ピカで夕方の通学路はちょっとしたナウシカ気分で僕は巨神兵のようにとろけながらねーちゃんたちの足をジ―-----っと見てビーム的なものもビ―――――っと出して俺も大学入ったらああいうねーちゃんたちと楽しい日々をと思ってバブル崩壊。アホか。もっと泡立っとけよ。僕らが大学に入った瞬間…もうホント瞬間つってもいいぐらい女子大生ブームが終わって1コ下の学年からルーズソックスを履き始めて女子高生ブーム開始コラ――――――――ッッッッ!!!!!!スカし過ぎ!!!!濃厚男子汁をスカし過ぎ!!!!!!女にまつわるブームをスカされ過ぎ!!!かと思ったら2つぐらい下は76世代とか言ってIT的なことで持ち上げられてるし、気分は世代という名の土管と土管の間で往復してるクリボーのようで「登りてーよー…母さん俺も、あの土管を登って越えてーよー…あの土管の向こうの世界が見て」ヘコッ。ヘコヘコヘコッ。
見事にスカされ続けオゾンホールのように時代の恩恵を全く受けて来なかった世代、ジェネレーション・スカ。それが1974年生まれ。
1974年生まれの君へ
呪いなのか輪廻なのか知らんが今現在周り見渡すと何人いるんだよってくらい同い年がいて売れてないわけじゃないけどどうにも上の世代の壁を突き抜けられてなくて、そりゃこの年で全く売れてないのに残ってるヤツのほうが少数なんだろうけど同い年。そんな僕にとってはLOVE&HATEな人たちに「1974年生まれについてどう思うギギギギギギギ」ってポルターガイストのマネをツンデレとして利用しながら聞いてみたんで聞いてみてよ。
『感受性が強かった時期の音楽の質が低い。ボウイが解散したのが88年で俺らは14歳で、そっからはうっかりペラッペラのビートロックみたいなのが全盛期に入っちゃったんだよねー…でも、俺らはそれをカッコイイものとして崇めるしかなかったから悲しいよね』
『平成元年が15歳のときでしょ?やっぱ中2って大事じゃん。中2を昭和で過ごした最後の年代。最後の昭和っ子』
『女子のブームもそうだけどさ。色んな波に乗れなくてババ引いてるんだよ。収入がガガガっと伸びなきゃいけない時にド不景気くらって全然稼げないとかさ。頑張って稼いで1000万越えたぞーっていう瞬間に、消費税の掛かり方が変わったりさ。さあ1人立ちして会社でも作るかってなった瞬間、有限会社作れなくなったりとかさ。とにかくババ引き続けるんだよね。ババ世代』
『1974年って、ゴジラ対メカゴジラが公開された年で、ちょうどアナログやべーぞみたいになった年なんじゃないかな』
『高校の同窓会をやらないっていうかやれない、ほぼ唯一の世代じゃない?今は携帯もネットもあるから、卒業して毎日会わなくなってもずーっとつながりっぱなしで行けるでしょ。で、俺らの前の世代は、つながりとか絆とか、一応強いから、頑張って開くじゃん同窓会とか。けど俺らって人間関係希薄なくせにネットとか携帯の恩恵受けずに高校とか過ごしてるから、mixiで偶然会う以外にないよね、もはや』
『俺らってノストラダムスの大予言世代だから、終末思想を本気で信じてたんだけど、なんかまた最近エコロジーホラーみたいなの流行ってて、このまま行くと何年に人類は滅亡するとか言うの多いじゃん。で、それによるとですね。俺らの年って平均寿命ギリギリ一歩手前で人類滅亡するんだって(笑) ボケたおしたジジイで明日にも死ぬみたいな時にゴゴゴゴゴウワワワアアアア!!!みたいな断末魔を何であげなきゃいけないんだよ(笑) つくづくババ引いてるね』
『永遠の大器晩成世代ってよく言われるよ。ずーっと期待され続けるんだけど、ずーっと包茎のままみたいな』
嗚呼嗚呼嗚呼。中国人が喘いでるわけじゃありませんけど喘ぎたくもなるほど悲しく虚しいインタビューなのでもうやめよ?もうこういうのやめよ?隠れてコソコソ会うのとかやめよ?ネガティブが1番良くない。大丈夫か1974。大丈夫だ1974。僕たちは全員クリエイティブ。間違いないよ。だって福島県民ですら全員天才らしいもん。1974年生まれがクリエイティブでないはずがない。さあ集まれマイフレンド。俺はお前のケツを鞭で引っぱたくからお前も俺のケツを思いっきり引っぱたいてくれ。足りないよ。ダメ全然弱い。全然気持ちよくない。もっと!もっと!!もっと!!!この野郎ちょっと鞭貸せこの野郎!!!!!!こうやるんだよ!!!こう!!!!
1974年チーム大集合
1974年生まれが軒並みクリエイティブだという紛れもない事実を証明するために今回集まってもらったみんなだよ。同い年ってことを強調するべく結構無礼にいくよ。
※加瀬亮 (俳優 1974/11/9生)
映画『ハチミツとクローバー』の真山役で一躍メガネ男子界のトップに躍り出た加瀬くんはきっとメガネ男子界のプリンセスと呼ばれることに若干の抵抗があるかもしれなくてそれは男だからなんだけどもプリンスと呼ばれることにも若干の抵抗があるかもしれない。イメージ固定って飽きてくるもんなーとサイフの1円玉を机の上に10枚積んでドバーンとか言って自分で崩すマッチポンプごっこをしながら考えてたら9/22に公開の映画『めがね』でまた思いっきりメガネかけてRRRRRLL↑↑LAAB↓BXYXYRR(←ボタン操作)!!!!!メガネ幕府安泰!!!!!!
しかし、加瀬くんはそんな幕府では飽き足らずホントに色んなタイプの役にチャリンジし続けてる。痴漢に間違われるフリーター役もあれば戦地に赴く若者役もあればマンガ原作系の役にもハマるし何なんだろうね加瀬くん。彼のクリエイティブを表現するコトバって何だろう。映画『アカルイミライ』の黒沢清監督のコトバにヒントがあるのかもしれませぬ。『ん』を『ぬ』にしただけで沸き立つ幕府感。今幕府感いらねーだろーが。
黒沢清監督はある日加瀬くんにこう言ったらしい。「訳のわかんない役は加瀬くんって僕は決めてるから」。コトバじゃねーのかやっぱ。ワケ分からん役をワケ分からんままに演じ続ける1974年生まれの加瀬くんを僕はワケ分からんけど応援します!!
※荒川良々 (役者/大人計画 1974/1/18生)
あー…学年1個上だなこの人。どうしようか。どうしようかな。やっぱさん付けにしとこ。荒川さんは1個上なんですけども真っ当なMY FIRST良々は『SURVIVE STYLE 5+』。多田琢さんと関口現さんの映画。色んな人が出てたんだけど映画を見終わった後最初に思ったことは「荒川良々って…多分確実に売れるなー」すいません1個下のクセに生意気申しましてすいませんナンパしてきましょうかすいません。それぐらい印象あった。この映画で荒川さんは殺し屋役のヴィニー・ジョーンズっていうハリウッド俳優の同時通訳役で出てるんだけど何かのインタビューで「ハリウッドとか関係ねー。俺がヴィニー食って一番目立ってやる」的なことを言っててそのときもう1回「荒川良々って…多分確実に売れるなー」すいません1個下のクセに生意気申しましてすいませんグラス空いてますけどカシスウーロンでいいですかすいません。そう思った。仕事歴的なことを言っとくと映画は『ピンポン』も出てたし『ジョゼと虎と魚たち』も出てたし『下妻物語』も『嫌われ松子の一生』も『真夜中の弥次さん喜多さん』も出てたしカロリーメイトのCMも出てた。ドラマも出まくり。あのーいわゆるズルイんだよね。「そんなんズルイわー絶対笑てまうもん――」っていうズルイ。天然ぽくて茫洋飄々としてて何よりキレイ。見た目が。タッパもあるし。二代目・裸の大将に一番近くて遠い存在。キレイだからこそカウボーイに引きずり回される子牛ぐらい愛される。でも計算。多分アレ全部計算ですね。そんな1個上だけど1974年生まれの荒川さんを僕は計算づくで応援します!!
※マシ・オカ (俳優・デジタル視覚効果アーティスト 1974/12/27生)
知ってるかなー…いやあの別に強制とかじゃ全然なくて知らなくても全然いいんだけどちょっと知ってるかなーと思って聞いてみただけで全然有名じゃないよううんますだ・おかだじゃないよ知らなくて当然ゴメンゴメン僕が変な話したからだよねご飯美味しくなくなっちゃうよねアハハハ空気読めなくてゴメンねアハハハハぶるるるるうあああああああああああ!!!!!!!!!(←書いててイライラした僕のココロ)
2006年9月にスタートした大人気テレビドラマ『ヒーローズ』で、ヒロ・ナカムラ役を演じているのがオカくん。東京で働くスタートレックオタクのサラリーマンで時空を操る能力を持つんだけどもこの役で大ブレイク中なのがオカくん。日本国籍らしいけど、ずーっとアメリカに住んでてジョージ・ルーカスの特殊効果開発会社ILMのプログラマーでもあってスターウォーズの製作にも関わってIQ189ド天才!!!!!!!!!見た目はいかにもアメリカがテンケイテキニポンジンデスネーって言いそうなポチャめのメガネだけど天才プログラマーでもあって人気俳優でもあってどうしたらいいんでしょう。ソフトボールぐらいの感じで手に余ります。せいぜい「きまぐれオレンジ☆ロードとか読んでんじゃねーよ気持ち悪い」とか言ってイジメてみるぐらいしか思い浮かばなくてついでに思い浮かんだのは僕もきまぐれオレンジ☆ロードをおかずにオナニーしていた気持ち悪い少年だったことでそういえば完全に同い年だったことも思い浮かんだよ。オカくんは鮎川派ですかひかる派ですか僕は鮎川派です。1974年生まれのオカくんを僕は手に余らせながら応援します!!
※権八成裕 (CMプランナー/シンガタ 1974/8/25生)
あらクリエイティブ姓名判断のお手本のような苗字のゴンパくんじゃないですか。電通入社1年目で朝日広告賞グランプリ受賞ですか。いきなりズル剥けじゃないですか。74年生まれは永遠の包茎と嘆いた僕の同僚になすりつけてやってください。何を。ぬか味噌とかです。ゴンパくんと言えば最近では今年の2月号で素敵ダジャレCMでも紹介したサントリー『ビタミンウォーター』の速水もこみち(いまいち)シリーズ。大好き。世の中には絶対的な『いまいち顔』が存在すると広告で宣言してくれて本当にうれしかったよ。ゴンパくんを見てると、大学時代にグランド使用を巡って僕のサッカーサークルと小競り合いを繰り返した末ビンタしてきたアメフト部のマネージャーを思い出すよ大学生男がビンタって!!!!!痛いわよ!!!!!復讐としてバナナ臭いプロテインジュースのボトルを蹴り飛ばしたら余計に臭くなってゲンナリしたことも思い出す、あのマネージャー似のゴンパくんを見ていると。彼はかつて『自分自身がどれだけ面白くバカ笑いしながら生きていけるかが至上命題』的なことを言っててすぐにウンコとか肛門とかウンコとか肛門とか言うしそうなんだろうなと思ってたんだけど数年前雑誌”ブレーン”で『自分が面白いと感じていることを、みんなにも「面白い」と思わせたい』というタイトルで高田純次さんと対談していてさらにズル剥けだなと思った。僕らの世代だけじゃないと思うけど、社会に出た瞬間意味不明にデカイものに巻き込まれて他人のニーズ汲み上げ作業でいっぱいいっぱいというかそのほうがオトナで社会人でカッコイイみたいな思考に持ってかれる人が多くて大学を出た瞬間僕の知人もあっちゅー間にオッサンになっていった。ついこの間まで2日寝ないでパワプロやってたヤツが入社2年目でリアルに接待ゴルフの話しかできなくなるなんて夢にも思わなかった。自分が面白ければそれでいいんだけど、一緒に笑ってくれる人が1人もいないってホントにツライし寂しい。それを本能レベルで悟りつつあるゴンパくんはすごく素敵だと思う。そのベクトルの向きこそが素敵。他人のしてほしいことを自分のやりたいことにすり替えとくとその瞬間はすごいラクに生きていけるけど知らず知らずストレスが溜まるしチンコの皮を無理やり剥いて痛がるよりはブリーフの中でとりあえずそっとしとくほうがラク。そういう意味で1974年生まれの権八くんを僕はズル剥きながら応援します!!
※辛酸なめ子 (漫画家・コラムニスト 1974/8/29生)
しんさんさんしんさんさん。しんしんしさんさんしんしんしさんさん(←アンビエント)アンビエントって何。いつも辛酸さんと呼ぶたびに楽しくなってくると言いますか僕のケイタイのアドレス帳には辛酸さんのPHSの番号があってじっと眺めてみるけどかけてみる気にはどうしてもなれないよ。好きなのかしら。何年前の番号かしら。当時辛酸さんにセレビッチとは何すかってことを番組で聞こうと思ってメールでOKかどうか返事くださいと企画趣旨を送ったら、返信メールに今までのセレビッチについて書いたコラムの原稿がすでにくっついてて早っっっっっ!!!!!!僕は霊とかオーブ現象とか風水とかソウルメイトとかブリトニーとか呪いとかすぐに言い出す辛酸さんのことを本当に頭のおかしい人だと思って行動規範はその辺のOLとあんまり変わらないのにアウトプットが狂ってて大好きだったんだけど仕事早いな。これは愛されるわ。僕は紙媒体のライターさんとのお付き合いがほぼ皆無なので事情とか良く分からないんだけども人気の女性ライターはみんな納期がとにかく早い人が多いっていう話を聞いたことがあったな。僕は本当に字でそのまま乗っかる原稿を書くのが遅くて遅くてよし書けると思うまでに異常に時間がかかって締め切りとかたびたびぶっ飛ばして自律のなさというかだらしなさに自分でもイヤになって仕事が早い人には憧れるんだけど、実は辛酸さんのほうがちゃんとしてて頭おかしいのは僕のほうなんじゃないかと思い始めて怖くなり、狂気と平凡の塀の上をバランスとって歩いてる辛酸さんは本当にプロだと思った。そして電話はしません。1974年生まれの辛酸さんを100万光年の彼方から僕は応援します!!
※稗田倫広 (クリエイティブディレクター・CMプランナー/ロックンロール食堂 1974/4/11生)
先日原宿に寄ったとき「食堂の稗田は同い年ですよ多分」と教わって僕は五穀米とか大嫌いな高級白米大好きっ娘倶楽部なので食堂でヒエって…と思って結局ロックンロール食堂には顔を出さずに帰ってきてしまったけども正直食わず嫌いでしたと言うか別に嫌ってたわけでも全然ないです。RIP SLYME×VAIOがCMとPVでコラボった「RIP Style VAIO」は、RIPの5人それぞれの魅力と5人まとめての魅力が両方超良く分かってすげー好き。RYO-Zくんが本気で「何で俺だけヨロイなの?」って悩んだらしいけどそのババを引かされる感じもすげーRYO-ZくんのM体質を理解してて大好き。で、ようやくプロフィールとか見てみた。『クリエイティブ合気道精神に則り、広告業界という名の大海原を全速爆進中』。力いっぱいの直喩に凄みを感じる。風とロックの申し子的な。箭内道彦の申し子的な。と思ってたら申し子どころじゃなくて『スウェーデンハウス』の企業広告。TVQ九州放送で1日で100パターンのCMをオンエアした。あー…これは完全にギネス狙ってますねー稗田くん…現在の記録保持者は箭内さんの『UNO』でしょ?54パターン。いい!!!狙ってる感じがいい!!!箭内が1位?だったら俺が抜いてやんぜバババババババ的感じがいい!!!スウェーデンハウス?スウェーデンつったら、クラウドベリー・ジャムしかないっしょバババババババ的世代感モロ出しな感じもいい!!!1974年生まれの稗田くんに僕は初期衝動を楽しんでる匂いを感じるため応援します!!
※千原ジュニア (芸人/吉本興業 1974/3/30生)
あー…また1コ上かー…ずっとタメだと思ってたんだけどジュニアさんギリギリで学年上じゃないですかおはようございます。ジュニアさんは15歳で吉本入りしてるのでタメでありながらも僕は高校大学とジュニアさんをテレビで見てた。若手芸人大集合の良くある深夜番組で千原兄弟は常に真ん中にいてジュニアさんは真ん中にいるのに人殺しの目をしてた。コントはコントで面白かったけど人殺しの目をして完全に空気を読まない毒を各所でぶちまけてた。僕も昔犯罪者の目をしてると良く言われてきっとそれは人付き合いが下手な照れ隠しが場外大ファールとなって発露したものだと思ってるけど中学の頃引きこもりを経験したジュニアさんにも少しそんなとこがあるんじゃないかと思ってこういう人殺しみたいな目つきは好きだけど千原兄弟は売れないだろうなーと思って僕も1年ほど引きこもった。ジュニアさんは肝炎とバイク事故で2回死にかけて、そのニュースを目にするたびに「ジュニアはこういう生き方しかできなんだろうなー」と思って千原ジュニアは売れないだろうなーとまた思った。売れた。僕は上京して仕事を始めてからほとんどテレビを見なくなったのでその間のジュニアさんを見てないんだけど、ここ数年全国ネットでジュニアさんを見かけるようになってドビックリした丸い!!!!!!微笑んでる!!!!!!ジュニアが流れに乗っかってしゃべってる!!!!!そしてさんまさんの番組でのゲストトークで僕は1.21ジゴワットの衝撃を喰らって天地も喰らって未来と過去に飛ばされて曹操に殺された。『笑いを追求するとかイヤです』『司会とかやっていくにはどうしたらいいですか?』『ど真ん中の直球を投げたい』『たくさんの人と笑いを共有していきたい』!!!!!!正しい!!!!人間として圧倒的に正しい!!!!世間からの期待への反発であっても奇跡の生還による心境の変化であっても理由は何であっても何か分からんけど正しい!!!!変わってけ変わってけ!!硬くなって変われなくなってポッキリ折れたら周りの思うツボ!!!1974年生まれの千原ジュニアさんを僕はもっともっと売れてほしいと願いつつ応援します!!
※レオナルド・ディカプリオ (有名な俳優 1974/11/11生)
がんばれよレオナルドくん。
※アレッサンドロ・デル・ピエロ (有名なサッカー選手 1974/11/9生)
がんばれよアレックスくん。
※松井秀喜 (有名な野球選手 1974/6/12生)
がんばれよ松井くん。
※和泉元彌 (有名な宗家 1974/6/4生)
がんばるだけがすべてじゃないよね、和泉くん。ありのままのきみで。
1974年生まれの良きところ
高橋幸宏さんが『触ることができるこの世の天才』と呼んだのを目の前で聞いてそれを言われた本人はニヤっとしていて僕は嗚呼細野さんって本当に天才なんだろうなーと思ったところの人である細野晴臣さんは今年で60歳で細野さんが生まれた1947年は空飛ぶ円盤が飛来した記念すべき年。細野さんは自分の人生は空飛ぶ円盤と共にありみたいな感じで還暦の夏を日比谷野音で祝って『FLYING SAUCER 1947』っていうアルバムまで出しちゃった。いいなー空飛ぶ円盤と同い年とか。それだけで自分の何かを表現できる気がする。1974年生まれのいいところってなんだ。メカゴジラ誕生か。
もう1回ネガ発想で書き散らしておきます。
同い年の子供が多くて受験ブームで大して賢くもないのに必死こいて受験勉強させられて毎日狂ったように偏差値見てたのにバカスカ大学落ちてようやく大学に入ってホッとしたらもうこれでもかっつーぐらいの就職氷河期でウンコみたいな人事のオッサンに面接でさんざんイビられてガマンガマンガマンガマンガマンガ漫画の毎日で会社入ったらちょっとぐらいのんびりしたいのに実力主義とか終身雇用廃止とか言われてウッソーンついこの前までお前らチンタラやってたやーん。とことん時代とオッサンに裏切られそれでも忍耐は慣れたもんで頑張ってやっていこうと思ったら下の世代はちょっと強めに要求するとすぐスネてサメの歯のようにボロボロボロボロあっという間に辞めてくヤツか何か堅実に資格とか取って肩書きビラビラさせてDEKAI=TSURAするヤツかでもう毎日ガマンガマンガマンガ漫画。もう何でもしますから、漫画って言うのやめてくれませんか。
ここまで書いといて何だけども僕はネクタイ的会社勤めの経験がないので全部想像です。想像ですけども聞いてください。僕が感じているのはプロパー感のなさ。自分の年代がリアルタイムで時代の流れの真ん中になったことがない。乗っかろうとして追いかけた波は目前で消え、いつの間にか後ろからやってきた波に違和感を持ちながらも渋々後乗りして必死でついて行く。ブームのプロパーじゃない、どこか外様感を感じていつもつまらないキモチ。でも向こう岸から見れば景色が変わって、ブームとか時代の流れとか所詮その時代のオッサンが無理やり作って無理やり流行らせたものが大半で、波のど真ん中で踊らされなかっただけラッキーだったのかもしれない。女子高生ブームなんてオッサンの興味っつーか性対象が下に移っただけだと思えばそれまでのコトだし。ブームとか波にただ乗りとかじゃなく、自分のやりたいことをやりたいようにやるしかないみたいな心境になるにはちょうどいい環境だったんじゃないかしら。
会社勤めのみなさんは気分を害するかもしれないけど、僕は別にやりたいことなんか何にもなかったし得意なことも何にもなかったし人との関わりなんてどうでもいいと思ってたし働くのなんてめんどくさいと思ってた。何となくコレかなーみたいな感じで消去法的にというかウルトラ消極的に仕事を始めて結果として会社勤めのみなさんよりも忙しい。誰かに呼ばれるから仕事があって、呼ばれなければ仕事がない。フリーターであり無職であり自由業であり日雇いであり社長でありルンペン。自分ができることがコレしかないからコレを好きなようになって好きなようにさっさと死にたい思ってたけど、みんなからそれ面白いねと言われたくて、社会認知欲求を満たしたくてやってるだけだということにジワジワ気づき始めてる。そんな1974年生まれの僕はなぜアホみたいに語っているのか。色んな人に囲まれて『おめでとう』とか言われながら拍手でもされたいのか。まあいいや。5年たったら考えもまた変わるだろう。そん時はそん時で。
どんなに暗いとかダメだとか言われても、僕は1974年生まれの人たちを力いっぱい応援します!!他の年の生まれの人たちは各々勝手に自分の年を応援していただいて結構ですけど74年生まれを応援したい場合は甘いお菓子とかあげたりするかもしれません!!手づかみで!!