山本山本佳宏 yanmo.jp

キーワード「メルマガ」の一覧

replaceable


誰にだってできる、代わりがいくらでもいるような事を、誰にでもできるレベルで行うことに、誇りとか喜びを感じることは難しいのかなと、ずっと考えておりました。

 

みなさんも薄々勘付いていらっしゃるとおり、僕たちは替えが利く存在です。自分でなくてはならないことはない。自分にできることは、他の誰かもできる。代わりはいくらでもいる。突然いなくなったって特に困らないし、何とかなる。

替えが利く、利かない、という感覚は、他人と関わりを持ちながら生きていく限りは付いて回ります。

とは言え、「自分は替えの利かない、特別な存在であると他人から認められたい、可能であればできるだけ多くの人に」という欲求から離れることはなかなかできない。そして人生の大半を、その矛盾、その乖離に心を奪われて過ごします。


5℃で死ぬ


上に一枚薄手のものを羽織り厨が湧く季節になりました。皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 

上に一枚薄手のものを羽織り厨は季節を問わず事あるごとに一枚羽織る一枚羽織ると言いたがって非常に耳障りなのですが、真夏の間だけは相手にされないので渋々黙っています。秋口に入れば今までの鬱憤を晴らすかのように上に一枚羽織る季節上に一枚羽織る季節と押し付けがましく鳴き始めますのでお気を付け下さいませ。お前の重ね着の枚数なんか知るか。ナンチャッテ重ね着の編み上げ英字Tシャツでも着とけと。

 


五輪


メールいくつか頂きましたので足早にお答えしておこうかと思います。

皆様いつもご感想ありがとうございます。拝読しております。

 

2020年東京オリンピック開催決定しましたね。

「やんもさんは東京でオリンピックを開催して欲しいと思いますか?」とのご質問も頂戴しました。

 

今日の僕たちは主に、『リアクションのみ』で生きています。寝転んでいる巣の中に、ゲロ状の栄養物がドバドバと引っ切り無しに降り注ぐ状態。腹が減ったら寝転んだままで口を開ければ事足りて、満腹になればまた口を閉じて寝る。

 

太郎を眠らせ、太郎の屋根にゲロふりつむ。

 

近いうちに僕たちはこのニュースのこともすっかり忘れます。何年も何年も前から、原発爆発以前も以後も、誘致活動は続いていた。そして僕たちはずっと寝ていた。ゲロの照射を受けながら。

 


ホテル暮らし


「ビジネスホテルって楽しいよなwwww」

http://nomad.ldblog.jp/archives/25036791.html

 

サラリーマンの方が、たまの地方出張などでビジネスホテルに宿泊すると、それはそれはテンションも上がることでしょう。

毎日のように津々浦々を飛び回り、ビジネスホテルにはこだわりがあるのよねという方もいらっしゃることでしょう。

一方で僕のように、数年間に渡って特に理由もなく同じビジネスホテルで寝泊まりし続けた方もいらっしゃるかもしれません。いや、理由がないわけではないんですけども。「いやいや、自分の家に帰れよ」というツッコミを受けがちなこの話は、以前もしたことがありますので省略いたします。

 


真・謝れよ


昔は、すぐにイライラするけどすぐに忘れる、分かりやすいバカタイプなんじゃないかと自己分析していました。

いつも申し上げております通り、自分で自分を分析することなど、他人を分析するのと同様に不可能なんですけれども、そんなことに気づきもせず、あの日の僕は。

当然のように、自分の中に、鈍重でおっとりしているくせに、後々までネチネチと引きずる面があることも発見しまして、自分の分析など意味がないと悟りました。性格なんてどうでもいいんですよ。自分のも他人のも。


紳士の社交場


以前Twitterで書いたことがありますが、

 

2chのまとめとか貼るのすごい嫌だけど、このネタは大好きなので貼る。

⇒ "アダルトコーナーでの紳士率は異常" http://lamsect.blog112.fc2.com/blog-entry-1111.html

 

このネタは、

http://rocketnews24.com/2013/03/19/305555/

このコラムから引っ張ってきたんだと思いますが、コラムよりまとめのほうが断然面白いですね。2chのまとめって、集合知の数少ない成功例のひとつかもしれない。集合知には神の存在が必ず必要であると示している。クソみたいな便所の神様もいれば、唯一神みたいなのもいるけど。矛盾してますか。矛盾はしてないけども、言い過ぎですね。

 


夏のつくりメール


例えば、放送作家の入門編と言いますか、基礎業務のひとつに、「つくりハガキ」「つくりメール」というものがあります。

業界用語() や裏事情() が大好きな方々にはとっくの昔から有名なものでございますが、読んで字のごとく、番組に届く視聴者からのハガキやメールを、『作る』、もしくは『創る』ことです。シンプルなやらせです。

 

つくりメールには、視聴者から届くメールが全部つまんない、もしくはキモイ常連からキモイメールしか届かないから紹介したくない、という消極的事情がある場合。そして、制作者が考えている演出をメールを使用して実現したいが、そのようなメールが来る偶然を待つようなギャンブルはできないので、事前に作っておく。もしくは、「もうメールがいっぱい届いてるよみんなも送って!」というメール応募の呼び水となるように作る、積極的事情がある場合。ふたつあります。


今週のジブリ


以前にも言ったかもしれませんが、日本国における、最後の『あるあるネタ』は、ジブリでした。

ジブリ作品以外で、世代を越えて全員一斉に盛り上がったり共通の話題を持ったりすることは、もうありません。

ジブリ以外のネタは、必ず「え?何それ知らない」「見てない」「興味ない」という人が一定数存在します。

それを許さないほどの、「みんな知っている前提、好きな前提」で話ができるのは、ジブリが最後でした。

つまり、今日のプロアマ問わずこの世にあふれる『あるあるネタ』は、全て局地的なムラ共感であるということです。


ラマルティーヌの死体蹴り


フランスの近代抒情詩の祖とも呼ばれる、ラマルティーヌという詩人がいます。いました。1800年代前半。

彼は、名作と呼ばれた自らの一篇の詩について、「ある嵐の夜に森の中で、突如閃いて一気に書いた」と解説していました。さすがはラマルティーヌと。それはすごいと。いうことだったんですけども彼の没後、その詩の原稿が発見され、その原稿には、とんでもない数の訂正と推敲が記されていたそうです。「ひらめきの傑作」ではなくて、「ウンウン唸り続けてひねりだした傑作」だったと。

 

こんな恥ずかしいことありますか?() ラマルティーヌかわいそう。 自殺した中学生がこっそり書いてたポエムを追悼ラップにして発表するのと同じレベルで死体蹴りですよこれは() だまっといたれよ。かわいそうに。



雨がやんでも風はぬるく空は曇る七月の夕暮れ、三日月は西の空に沈もうとしている。

雨上がり独特の色褪せた明るさが重くのしかかるが月の周りだけは陰陽の輪郭が鮮やかに持ち上がり、却って夜の暗さを教えてくれた。

僕は月にすがって歩く。

 

 

高校の時、通っていた予備校の英語の講義で和文英訳の問題が出た。

 

花鳥風月。

英語で何と言う。


BREAK MY SILENCE


高橋優くんのニューアルバム『BREAK MY SILENCE』がリリースされました。このアルバムの帯のコピーは、いつもの通りプロデューサーの箭内さんです。毎週会って話していた数年間を終えて、話どころか顔すら合わせない数か月が過ぎ、過去の記憶がどんどん薄れていきます。箭内さんの話をするのも久しぶりな気がする。

 

で、帯にはですね、

“変化ではない。表出したのだ。“

と書かれていました。


プレゼント当選のお知らせ

 

前号、100号記念プレゼント企画にご応募いただきまして誠にありがとうございました。

 

欲しい物を欲しい理由と共にお書きください、という、「考えるのめんどくさい」を助長するような内容でございましたが、それにも関わらずご参加いただきました方々には、全プレとは行きませんが、お送りいたします。

 


ツッコミ共感ボーダーライン


いやー、しかしこんな古いものが残っているとは。驚きですね。当然書いただけでどこにも発表していないものですけど。今23歳だったらどうしていただろう。TwitterとかブログにUPしていたかしら。いやしてないな。

生き恥を晒しましたついでに、もう少しだけ晒しましょうかな。もはや自らの恥については非常に鈍感な年ごろになっております、大丈夫。憤死したりはしません。

 

そんな紙袋アーカイブを発見しまして、当時、暇に任せて書いていたものがチラホラと出てきたわけです、『首が痛い』を含めて。それらを引っ張り出してみます。

 

 

『ツッコミ共感ボーダーライン』と題されたメモ。


読書感想文のめんどくささ


99本のメルマガを書いてしまいました。100本も2周年も、週1で書いている限り似たような時期の区切りになってしまうので、どちらがどうということはないんですけれども、去年の8月、メルマガ一周年と第二章の突入を迎えた時点で、メルマガは2013年の7月でやめようと思っていたことは事実です。

僕は批評家でもないし、ニュースの紹介屋でもないし、情報商材屋でもないし、ビジネス書ライターでもないし、あるあるネタ職人でもないし、ツイッターのふぁぼ乞食でもないし、ましてや人生訓を垂れるような偉い人間でもありません。

職業柄、どのように書けば数集められるか、どのネタを扱えば人気が出るかについて、少しは理解しているつもりですし、理解しているからこそなのかもしれませんが、少なくとも、買ってくださいよろしくお願いします、とか、読んでくださいお願いします、とかのようには振る舞えません。これは別に偉そうにしているわけではなくて、むしろ欠陥の露呈です。

 


おっさんは二人並ぶな


カシップシュッゴクッドンッビシャッ!!!!!!!!

 

僕みたいなもんは駅のホームで甘い缶コーヒーでも開けて飲もうとして後ろからぶつかられて全部Tシャツにこぼせばいいんですけどたまにはオシャレカフェに入ろうとしたっていいじゃないですか。何や言うたら座りたい、何や言うたら休憩したい年頃なんですから。人間なんて次の座るところを探して歩くだけの人生ですよ。キャンプ行ったって昼飯食い終わって次何やるかって晩飯の用意でしょ。飯と飯の間の時間をつぶすだけの人生ですよ。


黄身が好き


♪僕には 夢がある 希望がある そして 持病があるー

 

お前それ下痢が止まらず寝転んでるブッダの前で同じこと言えんの?

 

 

恥ずかしながら僕にもささやかな夢と希望と持病がありまして、希望と持病についてはどっちでもいいんですが僕の夢は、「さんざん飲み食いしたあげく、最後に赤だしとご飯で〆る」というものです。

 


東京の隣人


Twitterで少しツイートしましたところ、「まさか() さすがにネタですよね()」という神様の宝物のような返信をいただきましたので、ここから書くことは全てネタであり嘘800であることを先に申し上げておきます。あの返信がなければ僕は道を過つところでございました。つまらぬリプライは全て神様が僕を戒めるために寄こした警句なのでした。甘んじて跪き、舌を突き出して拝領することに致します。

 

 

都会で、特に東京で、マンションやアパートでの一人暮らしをするとどうしても起こってしまうのは、隣人の問題です。

もちろん戸建の家に住んでいても隣近所の引っ越しババアなどに絡まれたり庭にウンコばら撒かれたりするリスクは孕んでいるんですが、それでもやっぱり、壁一枚隔てた向こう側に赤の他人が生活しているという事実にはストレスが伴いますよね。特に隣の家まで砂丘越えて5時間ぐらいかかる鳥取とかのクソ田舎から上京してきた大学生や社会人にとって、隣人と自分の間にサニーレタス程度の遮蔽物しかないことは相当のカルチャーショックですよね。ネットやテレビでどれだけ知識として見聞していても、部屋の壁の裏側がカリカリカリと音を立てた瞬間のビクゥッッッッッ!!!!!感は実際に遭遇してみないと得られない感覚です。

 


ジェットストリームアタック


車のシートを倒して寝転んでサンルーフを開けたら、そこには満天の星空が広がっている。

空には言葉が、ゆっくりと、しかしとめどなく流れていき、僕はそれを眺める。

 

この世界のどこかにいる、名も知らぬ人たちが今、ひらめき、望み、こぼしている心の欠片たちが空に昇り、ひとすじの川となって流れているのだ。

 

言葉の川を見て、僕も何かをひらめき、何かを望み、なにかをこぼす。

そしてそれも同じように空を昇り、川の一部となる。

地球の裏側にいて、僕と同じように星空を眺める男の、あるいは女の上を、流れていくのだ。

 

それが誰であっても、彼らが僕の欠片に気づかなくても良い。

この川はずっとここにあって、僕はまた明日も、星空を眺めるだろう。

 


たまにはメールも


メールいただきましたのでたまにはご紹介を。

皆様感想メールいつもありがとうございます。

 

 

★ かおりさん

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やんもさん、今週もメルマガありがとうございました。

今日はもう届かないのかなぁと思ってたのでメールがきたとき「きたっっ!!」とテンションが上がりました!

やんもさんの文章は頭の良さが出てますね☆どんな育ちをしたらやんもさんができあがったのか。。

以前Ustreamで行ってた、小さな頃からたくさん本を読むとかなのでしょうか。

来週もメルマガ楽しみにしています☆

 

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ワケわからんオブジェクト


浅草のウンコビルこと、アサヒビールのスーパードライホールは例に出すことすら憚られるあまりにも有名なウンコですがフィリップ・スタルクというおっさんのデザインだそうですね。フランスの。

 

あそこまで有名になると、他の人たちがウンコウンコ言っているのをどこからか小耳に挟むことが可能になりまして羊のような僕たちはようやく安心して指差すわけですよね、あれはウンコであると。

 

「ならばしかたがない。続けなさい。ただし、一度もウンコしたことのない正しき者だけ、あのウンコビルに石をぶつけなさい」

民衆は、とまどい、やがて一人また一人と浅草を離れ、石をぶつけているのはイエスただ一人だけとなった。

 

届かない。まず。石が。ウンコまで。




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