山本山本佳宏 yanmo.jp

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あと半歩足りない


この世には、「今までどおり」「元通り」にしようとする、とんでもなく強い力が働いていると、何度も申し上げました。

新しく何かを始めようとすると、それが良いものか悪いものかに関わらず、必ず恐ろしく強い抵抗にあいます。

これは既得権益を持ったおっさんらを指しているのではありません。みなさんも、そうです。自分の身の回りの環境を新しく変えられることに対しては、恐ろしく抵抗するでしょう。元通りが良いのだと。昔のほうが良かったのだと。

 


K.U.F.U.

 

お前はバカだから気づいてないのでアタマのいいやり方を教えてやるぜ!という親切には折に触れて出会います。僕は大人なので、基本的にはありがとうございますとだけ言って聞き流し、それ以上踏み込んでこないことを暗に要求します。

自分が知っていることを、それを知らない人に教えてあげる、という行為自体は、本人が思うほど尊いものではない。なかなか気付きづらいことではあります。特に、それが自分の親切心からくるものだと思っている人にとっては。


ハビトゥス


たまたま助手席に乗せてもらった車でFMラジオが流れていまして、ああ、ラジオ聞くの何年ぶりかなと少し懐かしい思いにもなりながら耳を傾けていたんですが、ある曲が流れてきまして、僕は、「これ○○(バンド名)の劣化コピーだな、全てが似てて全てがつまらない。でもしょうがないか、人気だし真似しちゃうよね」とか思っていました。すみません、僕のような者が音楽を評するなんて死刑レベルの罪悪だとは思うんですが、ついつい昔の癖で。で、曲紹介を聞いたら、その○○というバンドの新曲だった、というのがこのエピソードのオチなんですけど。

 

この体験を最近2回しまして。違うバンドで。しかもどっちも知らないわけではないバンドで。思ったわけです。

年をとると、才能は減っていくんだと。


初めて○○した話


今、日本の子供たちに目指してほしい職業は、YouTuberなんかではなくて、「Twitterの企業アカウントの中の人」だと思うんですよね。あんなに素晴らしい仕事はなかなかありません。職業に貴賎なしという言葉は嘘ですね、Twitterの企業アカウントの中の人こそ、現代の日本における聖職と呼ぶにふさわしい仕事だと思います。

 


フルポリゴン

 

よく、無感情であるとか、無感動であるとか、無表情であるとか、何考えてるのか分からないとか、そういう新人類()的なご指摘をいまだに受けがちです。いつもむっつりつまらなそうな顔をしていると。

それはですね、何を考えてるのか分からないのではなくて、本当につまらないと思ってるんです。

僕は感情が態度にあからさまに出ます。不機嫌そうに見えるのは、不機嫌そうに見えるのではなく、本当に不機嫌なんです。面白くないのに笑ったりしないんです。悲しくもないのに泣いたりしないんです。何考えてるのか分からないように見えるときは、あなたとは全く関係のない別のことを考えてるんです。

 

こんなに分かりやすい人間が他にありますか。いばることじゃないですね。

 


やさしい偶然


同窓会的なのがあったんです。大学の。

お前みたいなやつに同窓会のお知らせなんか届くわけないだろ! いやほんとその通りですよね。

 

何度かお話をしたことがありますとおり、僕はいわゆる前時代の遺物的な大学生活を送っておりましてつまり、ほとんど大学に行っていません。誰かにノートをコピーさせてもらって一晩暗記してテストだけ受けに行くっていうやつでした。

つまり学部には顔見知りも友達もいないわけです。…言っててさすがに寂しくなりました。19歳の時点でこんなんかよ。

そんなことはどうでもよく、僕の学生時代は主にバイトかサークルでサッカーかのどちらかで、集まってどうこうするというのはサークルの同期しかおりません。


slap cheek

 

言葉が正しいとか正しくないとか良いとか悪いとか、一介の人間が軽々しく口にしてはいけないんですよ。例えばの話ですけどね。

なぜ自分がそんなことをジャッジする権利を有していると思えるのでしょうか。正しい送り仮名も、正しい漢字も、正しい慣用句も、正しい「てにをは」も、存在しない。僕たちはただひたすらに、使うだけなんです。言葉を。

言葉は常に動き、流れ、もがいたり暴れたり排泄したり枝葉を枯らしたりして、ひとつ所にとどまることはありません。「これが正しい言葉でおます!」と指差しても、言葉はもうそこにはない。どんどん先のほうへと流れていきます。僕たちはただその流れに身を任せるだけです。


スイカ頭

 

「これって私だけ?」

 

本当に自分だけじゃないのかと思っていることを口にせず、多くの人が同じ境遇、同じ意見であるはずだと思っていることについては声をあげる。

自分の特別さについて慎重に吟味する。異端ではなく中心で。他人が同様に持つ事柄のうち、「レベルが相対的に特別であるもの」を選んで、声をあげる。


北アルプス

 

出張先のビジネスホテルと言えば、ちょっとした非日常的環境ということでテンションの上がることの一つとされています。

僕は相対的に見ればビジネスホテルの利用が他の方よりも多いためか、あまり楽しいものではありません。ネットがつながり、できれば無線LANが飛んでいさえすれば、あとは寝られればそれで充分です。その話はかつてしたような気がします。


震えるiQOS

 

先日、ある打ち合わせが終わって駅まで移動する際、歩きながらの仕事の話がややこぼれて解散地点で終わらなかったため、仕事相手は、タバコでも吸いながら、と喫煙ルームへと入って行きました。

僕はタバコ臭い密閉空間は好きではないですが、だからといって鬼婆みたいに包丁持って暴れるほど嫌いなわけではなく、だからといって喫茶店に改めて入るほど彼と長く一緒にいたいわけでもないため、彼に続きました。

 

一人の見知らぬ男が近づいてきます。肩から小さなショルダーバッグを提げ、手にはクリップボードを持っていました。

 


イチローMLB3000安打達成に寄せて


あのー、別にまあ、このタイミングを待ってたから配信が遅れたということでは全くないんですけども。

 

イチローMLB3000安打おめでとうございます。本当におめでとうございます。

 

いつも言っているように、あなたが何をしても何をしなくても、何を成し遂げても何を成し遂げなくても、何を考えても何を考えなくても、性格や普段の行いがどんなものであろうとも、この記録や自分自身のことをどう考えていようとも、それらはあなたの素晴らしさとは全く関係のないことです。


ピロリピロリピロリピロリピロリピロロリ


ホモセンサーというものがですね、あるんですよ。知りませんけど。

 

僕は男が嫌いでもっと言えばおっさんが嫌いなんです、極端に言えば。それはなぜかとよくよく考えれば、ホモへの恐怖心なんですよ。これ毎回言ってますよね。知りませんけど。

 


X-メン


人と蟹のハーフなんですよね? そうなんですよね? だから斜めに歩くんですよね?

 

 

人々の行きたい方角は人によって違います。文字通り人は交差します。それはしょうがない。そこは交差点だから。交差点だから。交差点だから。

一本道で交差するだろうが。斜めに歩いたら。ハーフか。ハーフなのか。お母さんが蟹なのか。お父さんか。

22.5度の角度で斜めに歩いてるやつはクオーターなのか。お母さんは右半身蟹なのか。


ホントはそんなに痛くない


体調が良いとアピールする方が他人から好かれるのか、体調が悪いとアピールする方が他人からかまってもらえるのか。

それさえ分かればもう死んでもいい。

 

10年ほど前から右側の後頭部が痛い。

あんな時間の使い方をして仕事をしていたんだから、身体のどこかが壊れるのは当たり前で、周りの人もみんな大なり小なり不調を抱えて大なり小なりどこか痛いのを我慢しながら仕事しているんだろう。

 

あそこが痛い、ここが調子悪いと他人にアピールするのはできるだけ避けていたつもりでした。

「私だって」「私の方が」と、寝た蜂の巣をつついて起こす騒ぎになるのは知れたことですもんね。

 


手ブラ

 

昇ったハシゴは、降りられない。

 

収入がある時を境に減少する。しかし生活レベルを下げることができない。

「そうは言ってもコレは必要」「まあ、たまにはいいじゃないですか」「これだけは譲れない、良い物を使いたい」

金が無いなら無いで、高収入だったときのあれやこれやをキッパリと捨てられればいいが、それはできない。

 

昇ったハシゴは、降りられない。

 

4.7インチ画面のスマホを4インチにすることができない。一度大きくした画面を捨て、小さい画面に戻ることができない。

昇ったハシゴは降りられない。


なかよし特大号


そんなにも現実の人間関係にくたびれ果てているのかな、的な。ありがちな憶測ですけどね。

 

 

業界の隅っこで濁った三白眼を動かしながら観察をしていたひとつの結果報告として、仲が良いのが大好きなんですよ。ファンって。どれくらい大好きなのかというと絶頂するくらい好きですね。ファンって。

これは正解ではなく単なる観察の結果報告ですけども。

 

それがアイドルでもバンドでも何でもいいんですけど、グループのメンバーが仲良くしてるの大好きじゃないですか。

そりゃあ人が仲良くしてるところを見るのは誰だって嫌な気分はしないだろ、という真っ当さを遥かに飛び越えて大好きですよね。




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