東: あのさー、福島県出身ってホント?

地: え、あ、まあそうだけど。

東: 方言出なくない?

地: そ、そう?そんなに意識したことないんだけどな。

東: 全然分かんないよー!ねえねえ、何か方言しゃべってみてよ。

地: え?

東: だべとかずらとか言うんでしょ?

地: い、言わないよ、そんなの。

東: ウソー?じゃ、だぎゃーとかみゃーとか?

地: 言わねえってば!

東: あ、今、ちょっと訛らなかった?

地: ...え?

東: 今、訛ったよね?

地: 訛ってないじゃん。

東: 何急にジャンとか言ってんの?訛った訛ったアハハハハハハ訛った訛った!アハハハハハ

 

ウワワウワウワワワーーー!(ガバババッ!)...夢か...

 

 

ウワワウワウワワワーと叫んで飛び起きた汗ジットリナイトメア男の気持ちを分からない人、東京出身者。

 

「キミたちには絶対分からないし、分かられてたまるもんか!」と、アホ脚本家が書きそうなセリフが頭に渦巻いた人、地方出身者。

方言を隠しつつ矯正する。かつては「上京」における通過儀礼であった。

この高いハードルを越えようとする中で、ねじくり返ったコンプレックスが、いまだにツムジの辺りでクルクルと理髪店の棒のように回転している人も多いだろう。

 

しかし最近、東京都心のあちこちで、耳にしないか、方言を。気のせいか。俺の気のせいか。俺は疲れているのか。そういえば昨日コエンザイム飲むの忘れた。いや飲んだっけ。飲んだのは葛根湯だっけ。何で葛根湯飲んだんだっけ。

 

それはともかく、都心にあふれる色とりどりの方言。都心というよりも、クリエイティブオーラをドリドリ放出している人にこそ、方言使いが多くなっている気がする。本当か。クリエティブと方言の関係を調べてみる価値はあるのか。でももう止まらない。